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「運転免許証」の更新手続きの日に大寝坊! 寝癖とスッピンの顔写真になってしまいました。更新は5年先ですが「新しい顔写真」のものを発行してもらうことはできるのでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月16日 5時0分

「運転免許証」の更新手続きの日に大寝坊! 寝癖とスッピンの顔写真になってしまいました。更新は5年先ですが「新しい顔写真」のものを発行してもらうことはできるのでしょうか…?

運転免許証の顔写真の写りが悪くてがっかりしたことはありませんか? 免許証を提示する場面は思ったよりも多く、そのたびに「もっといい写真だったら……」と感じることもあるのではないでしょうか。   そんなときに、新しい顔写真の免許証を発行してもらうことができるのか、気になる人もいるでしょう。本記事では、運転免許証の顔写真を変更したい場合に再交付できるのかどうかについて解説します。

運転免許証の顔写真に不満を抱いている人は多い?

運転免許証の顔写真に対して「表情が変」「髪形がおかしい」など、不満を抱いている人も多いのではないでしょうか。
 
運転免許証の写真は運転免許センターなどで係員が撮影するため、撮影日のコンディションやタイミングによっては、自分が気に入らない顔写真が運転免許証に用いられることもあります。
 
あるアンケートでは、「運転免許証の写真に満足していない」のは男性で40%、女性で60%という結果でした。多くの人が運転免許証の顔写真に不満を抱いていることが分かります。
 

顔写真の変更のために運転免許証を再交付できる?

これまでは、運転免許証の再交付は紛失や破損などが理由でない限り、認められていませんでした。
 
しかし、2019年12月1日の道路交通法の一部改正により免許証再交付の要件が大幅に緩和され、顔写真の変更を理由に免許証を再交付できるようになりました。そのため、撮影時の表情に納得がいかない場合や、髪形が大きく変わった場合などでも、免許証の再交付を申請できるのです。
 

再交付の手続きに必要なものは?

運転免許証の再交付は、お住まいの都道府県の運転免許センターや警察署、運転免許試験場などで手続きが可能です。顔写真変更のための再交付を希望する場合、申請に必要なものは次のとおりです。


・持っている免許証
・申請用の顔写真
・手数料

運転免許証の再交付にかかる手数料は一律2250円です。なお、免許証の更新時期が近い場合は、更新時に写真を変更します。更新にかかる通常の手数料のみで済むため、更新時期が近い人は、更新のタイミングまで待つほうが経済的かもしれません。
 
また、必要書類や受け付けている窓口は、自治体によって異なることがあります。再交付を希望する場合は、まず手続きをする場所に連絡して、必要な書類や持ち物、予約の手順を確認しましょう。
 

持ち込み写真利用可能な自治体も

自治体によっては、免許証用の写真を自分で準備し、持ち込むことが可能です。人に撮影されるよりも、自分で撮影することで納得のいく顔写真を用意できることもあるでしょう。顔写真を持参する場合は、申請用の写真と免許証用の写真の2枚が必要になります。
 
ただし、背景やサイズ、服装など、規定に合わない場合は再提出を求められることもあります。運転免許証の写真の判断基準は明確に決まっているため、不安な場合は事前に問い合わせて基準を確認しておきましょう。
 

顔写真変更を理由とした再交付は可能!

運転免許証の写真が気に入らないと、見るたびに気分が下がってしまうこともあるでしょう。次の更新まで待つしかないと思う人もいるかもしれませんが、実は顔写真の変更を理由に運転免許証を再交付することが可能です。
 
再交付手数料2250円はかかりますが、「今の写真を変えたい」と感じている人は再交付手続きを行うのも良いでしょう。自分の気に入った顔写真の運転免許証を手に入れてくださいね。
 

出典

警視庁 遺失、盗難、汚損、破損、表示内容の変更による再交付手続
 
執筆者:山田麻耶
FP2級

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