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年末に東京から名古屋の実家に家族4人で帰省します。夫が「車の運転は疲れるから電車にしたい」と言うのですが、新幹線代などかなりかかりますよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月20日 2時0分

年末に東京から名古屋の実家に家族4人で帰省します。夫が「車の運転は疲れるから電車にしたい」と言うのですが、新幹線代などかなりかかりますよね?

年末の帰省で東京から名古屋まで家族4人で移動する際、新幹線代がどの程度かかるのか気になるところです。特に年末のシーズンは料金が高くなるため、できるだけ節約したいという方も多いでしょう。   この記事では新幹線代の詳細や、車など他の移動手段と比較した場合のメリット・デメリットについて解説し、家族全員が快適に帰省できる手段を見つけるお手伝いをします。

年末に東京から名古屋への新幹線移動、家族4人分の料金はいくら?

年末の東京から名古屋間を新幹線で移動する場合、最繁忙期か繁忙期の料金設定が適用されます。東海道新幹線の「のぞみ」を普通車指定席にて利用する場合の料金は、以下のとおりです。

●通常期:1万1300円
●最繁忙期:1万1700円(通常期より400円増)
●繁忙期:1万1500円(通常期より200円増)
●閑散期:1万1100円(通常期より200円引き)

※最繁忙期:2024年12月28日~29日、2025年1月4日~5日
繁忙期:2024年12月30日~31日、2025年1月2日~3日
閑散期:2024年12月23日~25日、2025年1月6日~9日

これらの料金は、おとな1人あたりの片道料金で、乗車券と指定席特急券が含まれています。家族4人で最繁忙期の期間に往復すると、以下のとおりになります。
 
・1万1700円 × 4人 × 2(往復) = 9万3600円
 
子ども料金として、小学生は大人料金の半額、6歳未満の幼児は大人1人につき1人限り無料と設定されています。ただし、座席を使用する場合は子ども料金が必要です。
 
また、年末年始にあたる2024年12月27日から2025年1月5日の期間は、「のぞみ」が全席指定席で運行されます。この期間は自由席特急券では「のぞみ」に着席できないため、必ず指定席の予約が必要となるので注意しましょう。
 

車で帰省した場合の費用とメリット・デメリット

新幹線の料金が高額な場合、車での帰省も選択肢になります。本章では東京から名古屋まで車で移動する場合の費用と、メリット・デメリットを紹介します。
 

高速料金と燃料費

東京IC-名古屋南IC間の高速料金は片道7450円(ETC利用時)で、燃料費を加えると約9000円が見積もりの目安です。人数が多くても費用が一定のため、家族全員での移動にはコストパフォーマンスが高い選択です。
 

渋滞のリスク

年末は高速道路の渋滞が予想され、移動にかかる時間が通常より長くなることもあります。例えば、2023年12月29日と30日の下り線、2024年1月2日と3日の上り線で特に渋滞が予想されています。渋滞のピーク時間を避け、早朝や深夜の移動を検討すると時間を短縮できるかもしれません。
 

運転の疲労と安全性

長時間運転は体力を消耗します。東京-名古屋間の所要時間は約3時間40分ですが、渋滞や休憩時間を加味すると5時間〜6時間と見積もるべきでしょう。高速道路では2時間に1回程度の休憩を取ることが推奨されています。
 
家族で交代して運転できる場合や、適度な休憩を挟むことで負担を軽減できます。小さな子どもや高齢者のいる場合、疲労軽減の工夫が必要です。
 

家族の状況に合わせたベストな帰省方法を選ぶポイント

家族4人での東京から名古屋の帰省は、新幹線と車で異なる利便性とコストがあります。
 
新幹線は渋滞がなく、比較的安定した所要時間で移動できます。東京-名古屋間は新幹線で約1時間40分、車で約3時間40分(渋滞がない場合)です。特に時間を重視する場合は新幹線が適しています。
 
車での移動では高速道路料金と燃料費を合わせても、新幹線よりも安くなる可能性が高いです。また、車の場合は荷物の制限がなく、必要なものを十分に持参できる利点があります。
 
ただし、小さな子どもや高齢者がいる場合、長時間の車移動は疲れが大きく、頻繁な休憩が必要です。新幹線ならトイレもすぐ利用でき、途中で席を立てるため、子ども連れでも安心して過ごせます。
 
それぞれの選択肢には異なる利点があるため、家族のニーズや体力に合った手段を選びましょう。年末の帰省を快適かつ無理なく過ごすために、適切な準備と早めの予約でゆとりをもって計画することが大切です。
 

出典

東海旅客鉄道株式会社 東海道・山陽新幹線3大ピーク期のぞみ全席指定席のご案内
東海旅客鉄道会社 スマートEX スマートEXサービス
株式会社ナビタイムジャパン NAVITAIME 東京IC → 名古屋南IC
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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