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家にいらなくなった「ハガキ」や「切手」が大量にあるのですが、郵便局で「現金化」できるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月21日 4時10分

家にいらなくなった「ハガキ」や「切手」が大量にあるのですが、郵便局で「現金化」できるのでしょうか?

使わないまま家においてある大量のはがきや切手を郵便局に持ち込めば、現金に交換してもらえるのか疑問に思われる方もいるのではないでしょうか。   本記事では、郵便局ではがきや切手の現金化が可能なのか、また、交換にかかる手数料、現金化する方法などを解説します。   自宅にたまったはがきや切手を現金化したいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

いらなくなったはがきや切手は郵便局で現金化できる?

いらなくなったはがきや切手は、郵便局で現金化することはできないようです。ただし、はがきの料金が記載された部分が汚れていないまたは破れていないはがきであれば、手数料を払えば異なるものに交換が可能です。
 
はがきや切手を交換する際にかかる手数料は、表1の通りです。
 
表1

99枚まで1枚につき 100枚以上1枚につき
郵便切手
通常はがき
6円 13円
往復はがき
郵便書簡
12円 26円
10円未満の郵便切手や通常はがき 合計額の半額 13円

出典:日本郵便株式会社「切手類の交換手数料」を基に筆者作成
 

はがきや切手から交換できるもの

はがきや切手を現金化することはできませんが、手数料を払えばほかの郵便商品に交換はできます。ただし、すべての商品と交換可能なわけではなく、交換したいはがきや切手の種類によって交換できるものは異なります。
 
交換できるものの一例は、表2の通りです。
 
表2

交換したいもの 交換できるもの
普通切手 普通切手
その他の郵便はがき
郵便書簡
レターパック封筒
スマートレター封筒
特殊切手
(行事や記念の際に発行されたもの)
くじ引番号つき郵便はがき
(他年度発行・販売期間後)
その他の郵便はがき
(絵入りはがき、エコーはがきなど)
くじ引番号つき郵便はがき
(当年度販売期間中)
普通切手、その他の郵便はがき、郵便書簡、
レターパック封筒、スマートレター封筒、
くじ引番号付郵便はがき

出典:日本郵便株式会社「書き損じはがき・切手の交換」を基に筆者作成
 
自分が交換したいものが何と交換できるのか、事前に確認しておきましょう。
 

はがきや切手を手数料なしで交換できるケース

基本的に、はがきや切手を異なる商品に交換する際は手数料がかかります。しかし、近親者がなくなり服喪となった場合、お年玉付き年賀はがきや寄付金またはお年玉付きの切手は無料で普通切手や通常はがきなどに交換できるようです。
 
ただし、無料で交換できる期間は、お手持ちのお年玉付き郵便はがきなどの販売開始日から販売期間終了日までとされているため注意が必要です。
 
服喪のため交換する場合は、郵便局の窓口でその旨を伝え、請求書に請求先住所と氏名、亡くなった方との続柄などを記入することで交換可能です。
 

はがきや切手を現金化したいときは?

いらなくなったはがきや切手を現金化したい場合は、以下の方法があります。

・買取業者や金券ショップで換金する
 
・オークションサイトで売る

普通の切手よりも、保存状態のいい切手や記念切手などの価値が高い切手などの方が高値がつく可能性があります。また、1枚だけではなくある程度枚数がある状態の方が現金化しやすいようです。
 

いらなくなったはがきや切手の現金化は郵便局ではできない

いらなくなったはがきや切手の現金化は郵便局ではできないことが分かりました。しかし、手数料を払ってほかの商品に交換することは可能です。また、手数料なしで交換できるケースもあります。
 
もし現金化を希望する場合は、買取業者や金券ショップ、オークションサイトの活用がおすすめです。自宅に眠っているはがきや切手があるなら、ぜひ交換や現金化の方法を検討しましょう。
 

出典

日本郵便株式会社 手数料 切手類の交換手数料
書き損じはがき・切手の交換 失敗したはがきは交換可能です
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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