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高校生の子どもに「iPhone16」を買う予定だけど、子どもは「iPhone16 Pro」を希望! でも高校生に「16万円」の機種は不安なのですが、買い与えて大丈夫でしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月24日 4時20分

高校生の子どもに「iPhone16」を買う予定だけど、子どもは「iPhone16 Pro」を希望! でも高校生に「16万円」の機種は不安なのですが、買い与えて大丈夫でしょうか…?

iPhoneは10代・20代に人気のスマホで、日本時間の9月10日には新製品も発表されています。しかし、「子どもに買ってあげられるような値段じゃない」と感じている人もいるでしょう。   本記事では、高校生のスマホ買い替えについて、上位機種の購入の是非や安く買い替えるコツなどを解説します。

上位機種はオーバースペック?

iPhone16 Proは、iPhone16と比べると図表1の箇所に違いがあります(金額は2024年11月20日時点)。
 
図表1

図表1

Apple iPhone16 Proより筆者作成
 
iPhone16 Proは、3眼のカメラが特徴で、通常・望遠・超広角カメラが装備されています。また、CPUも現時点で最高クラスのものを搭載しており、バッテリー持ちもiPhone16よりよいです。
 
一方、iPhone16は最新のA18チップを搭載しています。そのため、サイトやSNSの読み込みなどは十分快適に行えます。さまざまなカラーを選べるうえ、価格もProシリーズより安いです。
 
iPhone16 Proはカメラ機能に強みのある機種です。そのため、SNSの写真にこだわりたい、写真撮影が好きという学生には向いているでしょう。一方、SNS閲覧やブラウジング、ゲームさえできればよいのであれば、スペック的にはiPhone16でも問題ありません。よって、人によっては、iPhone16 Proの利用はオーバースペックといえるでしょう。
 

高校生にiPhoneの上位機種は買い与えてよい?

新作iPhoneの価格に「高校生のような未成年の学生に、約16万円もするiPhoneを買い与えていいのか」と悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
 
その場合、Proシリーズの購入は「どのような理由で欲しいのか」を明確に答えてもらうのも手です。
 
例えば、高校生の子どもが将来「映像制作や撮影の仕事をしてみたい」というのであれば、iPhone16 Proのカメラを使いながら撮影・編集スキルを磨くこともできるため、未来に役立つ経験になるかもしれません。
 
一方「スマホはLINEやSNSが使えればよい」「なんとなくProを使ってみたい」といった理由であれば、本当にProシリーズが必要かよく検討したほうがいいといえます。
 
iPhone16とiPhone 16 Proは3万円以上価格が異なるため、たとえ分割払いでも月あたりの負担額は異なります。通常機種でも問題ない使い方なのであれば、わざわざ上位機種を購入する必要はないでしょう。
 
新作iPhoneの発売直後は、機種変更時にiPhone16がなく、iPhone16 Proしか在庫がないといったケースもあります。
 
「どうしても今すぐ欲しいから」とProを購入することは避け、機種を変えるタイミングをずらすなどして「本当に今変えたほうがよいのか」「機種を変えたことで毎月の支出はどれくらいになるのか」を冷静に考える期間を設けてはいかがでしょうか。
 

iPhoneのProシリーズを安く購入するには

iPhoneのProシリーズを安く手に入れたいのなら、中古を購入するという選択肢もあります。まずはお目当ての機種の中古が出回っていないか、事前に確かめてみるのもおすすめです。中古のiPhoneは近年需要が高くなかなか値段が下がらない状況ですが、新品より安く購入できる可能性は十分あります。
 
加えて、前年・前々年のProシリーズも優秀なスペックであり、iPhone16 Proと比べて日常利用で明確な差を感じる場面は少ないともいわれます。新作と同じようにチタン製ボディのものが欲しいならiPhone15 Proを、より安くProシリーズを購入したいならiPhone14 Proの中古製品を探してみましょう。
 
また、キャリアの乗り換えでiPhoneを安く購入できる可能性もあります。例えば、楽天モバイルでは、iPhoneへの乗り換えで最大3万2000円の割引が適用されます(2024年11月20日時点)。
 
現在、Apple公式では旧作のiPhone15 Proの取扱いは終了していますが、キャリアでの購入なら在庫が残っている可能性もあります。機種変更を機に乗り換えれば、毎月のプラン料金も抑えられるかもしれません。
 

まとめ

iPhone16 Proの購入が家計を圧迫しそうであれば、できる限り費用を抑えたいものです。上位機種が欲しい理由や購入後の使い方などを明確にしておくと、どのスマホを買うべきか見えてくるでしょう。
 
どうしてもProシリーズが欲しいなら、中古品を扱う店舗やフリマサイトなどをチェックしてみるのもおすすめです。また、高校生であればアルバイトをしてお金を貯めることもできます。iPhoneを買うことを目標にバイトをしてもらえば、家計の支出を抑えられるでしょう。
 

出典

Apple Apple、iPhone 16とiPhone 16 Plusを発表
Apple iPhone16 Pro
 
執筆者:石上ユウキ
FP2級、AFP

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