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毎日昼食は「なか卯」です。450円の親子丼とサラダのセットばかり食べていますが、卵は栄養満点で野菜もとれているので健康にもよいですよね?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月25日 5時30分

毎日昼食は「なか卯」です。450円の親子丼とサラダのセットばかり食べていますが、卵は栄養満点で野菜もとれているので健康にもよいですよね?

「なか卯」といえば安くておいしい親子丼が食べられるイメージがありますが、もちろん親子丼以外にもさまざまなメニューがそろっています。   「会社から近い」などの理由で毎日の昼食をなか卯で食べている人もいらっしゃるでしょう。しかし、毎日同じメニューだと「栄養バランスが偏るのではないか?」など気になることもあるはずです。   本記事では、なか卯の親子丼の栄養価を調べるとともに、不足しがちな栄養を補いながら昼食をとる方法についてもご紹介します。

「なか卯の親子丼」の栄養価は?

なか卯の親子丼はごはん小盛・並盛・ごはん大盛の3種類がありますが、今回の事例では「450円の親子丼」を食べているということなので、並盛を例に挙げて栄養価を確認してみましょう。なか卯の親子丼(並盛)は673キロカロリーで、次のような栄養成分が含まれています。
 

・たんぱく質:31.5グラム
・脂質:17.8グラム
・炭水化物:99.7グラム

 
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2020年版)」を基に作成した資料より「30~49歳」の男性を例に挙げて1日の摂取基準を3食で割ったところ、たんぱく質の推奨量が約22グラム、脂質の目標量が20~30グラム、炭水化物の目標量が約113~146グラムということです。
 
親子丼は卵と鶏肉がおもな材料なので、たんぱく質は十分な量を摂取できると考えられます。脂質や炭水化物についても、不足分は朝食や夕食で補える量といえるでしょう。
 

不足しがちな栄養を補う方法

親子丼にも使われる「卵」には、たんぱく質や脂質以外にもビタミンB2やビタミンB12、ビタミンD、ビタミンA、ビタミンEのほか、カルシウムや鉄、亜鉛、マグネシウムなどのミネラルも含まれています。そのため、近年では「完全栄養食」として注目を集めているようです。
 
ただし、ビタミンCと食物繊維が不足しているため、野菜や果物と組み合わせて摂取することがすすめられています。今回の事例では「毎日昼食になか卯の親子丼とサラダのセットを食べている」ということなので、親子丼だけでは不足しがちな栄養素もきちんととれていると考えられます。
 

親子丼以外にも栄養を補えるメニューはある

なか卯には親子丼とサラダ以外にもさまざまなメニューがあるため、毎日同じものを食べるよりも、いろいろなメニューを組み合わせた方が栄養バランスを考えた食事ができる可能性があります。
 
なか卯の親子丼(並盛)は450円(税込み)、サラダは150円(税込み)なので、合計すると1食あたり600円かかっています。同じくらいの金額を払うのであれば、カレーライスやうどんとサラダやみそ汁を組み合わせるなどして、不足しがちな栄養素を補う方法を考えてみるとよいでしょう。
 
また、自炊ができるのであれば、たまにはお弁当を作ることもおすすめです。手作り弁当だと意識して栄養バランスのよい内容にできるだけでなく、節約にもつながる可能性があります。
 

卵の栄養価は高いがいろいろなメニューを組み合わせた方がよい

なか卯には親子丼だけでなくさまざまなメニューがあります。「卵と野菜には栄養があるから」という理由で親子丼とサラダだけを食べるのもよいかもしれませんが、それだけでは不足する栄養素もあるはずです。
 
毎日なか卯で食べるのであれば、月見うどんやカレーライスなどの親子丼以外のメニューや、みそ汁やつけものなどのサラダ以外のサイドメニューでも同じくらいの金額で食べられるのでいろいろな組み合わせを試してみるとよいでしょう。
 
また、自炊が可能であればたまにはお弁当を作ってみるのもおすすめです。毎日なか卯で食べるよりも手作り弁当の方が節約できる可能性があるため、なるべく安く済ませたい人は検討してみましょう。
 

出典

厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版) 「日本人の食事摂取基準」策定検討会報告書(126ページ、149ページ、164ページ)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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