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「パリオリンピック」の記念硬貨を購入したという祖母。「価値が出るから」と言っているのですが、本当なのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月27日 22時30分

「パリオリンピック」の記念硬貨を購入したという祖母。「価値が出るから」と言っているのですが、本当なのでしょうか?

オリンピックの際には開催を記念して硬貨が製造されています。記念硬貨は発行枚数が少ないものもあり、コレクターの間で注目を集めることもあるようです。   本記事では、パリオリンピック記念硬貨の販売価格をご紹介するとともに、過去のオリンピック記念硬貨の買取価格や、買取に出す際のポイント・注意点などをまとめています。

パリオリンピック記念硬貨の販売価格は?

2024年7月に開催されたパリオリンピックの記念硬貨がいくらで販売されていたのか確認してみましょう。ある銀行では、フランスで発行された記念硬貨を次のような価格で取次販売していました。
 

・500ユーロ金貨<オリンピックトーチ>:429万円
・200ユーロ金貨<エッフェル塔>:88万円
・50ユーロ金貨<オリンピックトーチ>:23万1000円
・50ユーロ金貨<ノートルダム大聖堂> :23万1000円
・50ユーロ金貨<エトワール凱旋門>:23万1000円
・金貨3種セット:69万3000円
・10ユーロ銀貨4種セット オリンピックトーチ・棒高跳び・フェンシング・ハンドボール:7万4800円
・200ユーロ金貨<ヴェルサイユ宮殿>:88万円

 
銀行によって取り扱っている記念硬貨の種類が異なる場合もあるようなので、事前に確認が必要です。
 

過去の記念硬貨はどのくらい価値がある?

過去のオリンピックの際に製造された記念硬貨がいくらぐらいで取引されているのか、ある買取専門店が提示している実績を確認してみましょう。
 

・東京2020オリンピック競技大会記念 1万円金貨:20万7360円
・長野五輪冬季大会記念 1万円金貨と5000円銀貨と500円白銅貨セット:21万2860円
・リオ2016-東京2020 パラリンピック競技大会開催引継記念 1000円銀貨:4600円
・1964年 東京オリンピック記念 1000円銀貨幣:1050円

※2024年11月18日時点

 
このように、硬貨の種類や希少性などによって買取価格には大きく差が出る場合もあるようです。
 

記念硬貨を買取に出す際のポイント

オリンピック記念硬貨を少しでも高く買取してもらうには、いくつかのポイントをおさえておく必要があります。
 
まず、付属品をそろえてから買取に出しましょう。ケースや証明書などの付属品がそろっているものはコレクターからの人気が高いため、高価買取してもらえる可能性が高くなります。
 
また、記念硬貨の状態も査定に影響するので、買取に出す前にきれいに掃除しておくことをおすすめします。柔らかい布などを使って汚れやくすみを優しく拭き取っておきましょう。
 
買取に出すタイミングも重要なポイントになります。オリンピックが開催される年などは需要が高まりやすいため、そのタイミングだと普段より高く買い取ってもらえる可能性があります。
 
買取先によって査定基準は異なるため、最初から買取先を1カ所に絞ってしまうと後悔することになりかねません。なるべく複数の買取先に見積もりを依頼し、比較して選ぶようにしましょう。
 

硬貨の種類や希少性によっては高く売れる可能性がある

オリンピックの際には開催国が記念硬貨を製造しており、コレクターの間でたいへんな人気を集めています。2024年7月に開催されたパリオリンピックの記念硬貨も、さまざまな種類のものが販売されたようです。
 
今回の事例では「オリンピックの記念硬貨は価値が出るのか?」ということですが、過去のオリンピックの記念硬貨が高値で買取されている例もあるようなので、大切に保管しておくのもいいでしょう。
 
記念硬貨は状態や買取先の選び方によって買取価格が大きく変わることもあるため、高く買取してもらうためのコツをしっかりおさえておくことをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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