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コーヒーメーカーの「保温」をつい切り忘れてしまいます。たいして「電気代」はムダになっていないでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年11月28日 2時30分

コーヒーメーカーの「保温」をつい切り忘れてしまいます。たいして「電気代」はムダになっていないでしょうか?

コーヒーメーカーは手軽に本格的なコーヒーを飲めるため、コーヒー好きであれば利用している方も多いのではないでしょうか。多くのコーヒーメーカーには保温機能がついており、できあがったコーヒーが冷めるのを防ぎます。 しかし、保温を切り忘れてしまう経験をしたことがある人もいるでしょう。この記事では、コーヒーメーカーの保温を切り忘れた場合の電気代の無駄やリスクについて調べてみました。

コーヒーメーカーの保温機能とは

保温機能のあるコーヒーメーカーは、ポットの下部にあるヒーターができあがったコーヒーを保温します。ヒーターが一定の温度を維持するためには、電力が必要です。
 
コーヒーメーカーには、好みに応じて保温温度を調整できたり、自動的に保温がオフになったりする機能がついたモデルがあります。しかし、自動的に保温がオフにならない場合、切り忘れると電気代の無駄が発生する可能性があります。
 

保温を切り忘れた場合の電気代

コーヒーメーカーの保温機能で消費する1時間当たりの電力量を35ワットアワーとすると、仮に8時間切り忘れた場合の電気代を求める計算は以下の通りです。
 

消費電力量:0.035キロワットアワー×8時間=0.28キロワットアワー
電気代(電力料金の目安単価を1キロワットアワーあたり31円と仮定):0.28キロワットアワー×31円=8.68円

 
少額に見えますが、積み重なると無視できない金額になるでしょう。あまり考えられるケースではありませんが、毎日8時間保温をした場合、1ヶ月(30日)ではおよそ260円、1年(365日)ではおよそ3200円です。
 

保温の切り忘れによるリスク

保温の切り忘れにはさまざまなリスクがともないます。長時間の保温状態が続くと、コーヒーメーカー内部の温度が上昇して機器が故障したり、最悪の場合火災につながる可能性も考えられます。とくに、古い機種などではリスクが高まるといえるでしょう。
 
しかし、コーヒーメーカーには通常、安全装置としてサーモスタットや温度ヒューズなどがあり、一定の温度以上にならないように設計されています。そのため、過剰に心配する必要はありませんが、切り忘れには注意してください。
 
そのほか、長時間保温されたコーヒーは風味が劣化し、煮詰まって苦みが増す傾向があることから、できる限り早く飲むことをおすすめします。
 

保温の切り忘れや電気代の無駄を防ぐ対策

保温の切り忘れによる電気代の無駄やリスクを避けるための有効な対策として、最も確実な方法は、コーヒーを飲み終わったらすぐに電源を切る習慣をつけることです。「飲んだら切る」という一連の動作を意識的に行うようにしましょう。
 
また、一度に大量のコーヒーを入れるのではなく、飲む分だけを入れるようにすると保温の必要性が減り、常に新鮮なコーヒーを楽しめます。そのほか、多くの最新モデルには、自動的に電源がオフになるタイマー機能が搭載されているため、利用すれば保温の切り忘れを防げるでしょう。
 
保温機能に頼らないようにするために、真空断熱ポットのコーヒーメーカーを利用するのもおすすめです。真空断熱ポットであれば、電気を使わずに長時間温かさを保てるだけでなく、保温の際にコーヒーが煮詰まらないため、コーヒーの風味も損なわれにくいでしょう。
 

8時間保温した場合の電気代は9円ほどかかる可能性がある。自動的にオフになる機能があれば安心

コーヒーメーカーの保温の切り忘れは、一見ささいなことかもしれません。しかし、電気代の無駄や、リスクをもたらすといえます。切り忘れを回避するためには、使用後はすぐに電源を切る習慣をつける、タイマー機能つきの機種を使用するといった対策が効果的です。
 
また、その都度コーヒーを入れるようにして保温機能に頼らないようにすると、新鮮なコーヒーを楽しめるうえ、無駄もありません。省エネと安全性に配慮して、コーヒーを楽しみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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