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ママ友は「臨時収入」で「年収130万円」を超えたそうなのですが、すぐに「社会保険の扶養」から外れてしまうのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月2日 7時50分

ママ友は「臨時収入」で「年収130万円」を超えたそうなのですが、すぐに「社会保険の扶養」から外れてしまうのでしょうか?

扶養内で働くために、年収130万円を超えないようにするケースがあるかもしれません。そのような中、臨時収入で年収130万円を超えてしまい、すぐに社会保険の扶養から外れてしまうかが気になる人もいるでしょう。   今回は、臨時収入で年収130万円を超えると、すぐに扶養から外れてしまうのかについて解説します。臨時収入で年収130万円を超えてしまった場合の対処法や、扶養から外れるメリット・デメリットもご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

臨時収入で年収130万円を超えると扶養から外れてしまう?

年収130万円を超えると、一般的には配偶者や家族の扶養から外れてしまうとされています。しかし、臨時収入で年収130万円を一時的に超えてしまった場合は、扶養から外れてしまうことはないようです。

扶養から外れる収入に該当するかどうかには、おもに以下のような要素が考慮されると考えられています。

●収入の継続性
●年間収入の見込み

上記のことから、例えば親が亡くなって現金の遺産を相続した場合は、臨時収入として認められる可能性があるでしょう。対して不動産や土地などを相続し、賃貸収入を継続的に受け取れる見込みがある場合は、臨時収入として認められないと考えられます。
 

臨時収入で年収130万円を超えた場合の対応方法

臨時収入で年収130万円を超えてしまい、そのまま扶養を継続したい場合は、一時的な上昇であることが分かる書類を事業主から保健組合に提出してもらう必要があります。なお、被扶養者認定を受けるには、過去の「課税証明書」「給与証明書」「雇用契約書」といった書類の確認も必要になるようです。
 

扶養から外れた場合のメリット・デメリット

年収130万円を超えて臨時収入と認められなかった場合、扶養から外れる可能性があります。しかし、扶養から外れることはデメリットだけではありません。
 
ここでは、扶養から外れた場合のメリット・デメリットを解説します。
 

扶養から外れた場合のメリット

扶養から外れて自分自身で社会保険料を支払うようになると、被保険者となります。そのため、医療費や給付金を直接受け取れるようになるでしょう。
 
また、扶養から外れて社会保険料を支払うようになると、将来的に受け取れる年金額が増加するといわれています。さらに、130万円という年収の壁を気にせずに働けるようになることから、結果的に収入も増える可能性があります。
 

扶養から外れた場合のデメリット

扶養から外れてしまう場合、社会保険を利用できるようにはなりますが、その分の金額が収入から引かれてしまいます。そのため、収入がさほど増えない場合、扶養から外れることで手取りの金額が減ってしまう可能性がある点はデメリットとなるでしょう。
 
また、被保険者になると手続きの手間が増えてしまうケースもあるようです。被保険者となるための手続きや退職時の手続きなど、これまでのようにスムーズに進まない可能性がある点には注意しましょう。
 

臨時収入で一時的に年収130万円を超えた場合、すぐに扶養から外れるわけではない

臨時収入で年収130万円を一時的に超えた場合、すぐに扶養から外れるわけではないようです。ただし、扶養から外れないためには事業者による証明が必要になるため、超過する場合は必ず相談の上対応してもらいましょう。
 
なお、扶養から外れる場合にはメリット・デメリットが存在します。どのような内容があるかを確認し、扶養内でおさめるかどうかを検討するのも、1つの方法と把握しておくとよいでしょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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