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大学2年生の息子が「就活塾」に通いたいそうです。現在学生の「売り手市場」だそうですが、本当に通わせる必要はあるでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月7日 4時20分

大学2年生の息子が「就活塾」に通いたいそうです。現在学生の「売り手市場」だそうですが、本当に通わせる必要はあるでしょうか?

就活をサポートしてくれるサービスの一つに就活塾があります。しかし、有料サービスのため、利用しようか迷っている人も多いでしょう。無料で就活を支援してくれるサービスもあるため、どちらが自分にあっているか比較検討することが大切です。   本記事では、就活における売り手市場について解説するとともに、就活塾の概要や料金相場を紹介します。

就活における売り手市場とは

就活における売り手市場とは、企業が求める人材の数に対して就職希望者の数が少ない状況を指します。売り手市場の状況下では、学生側に選択肢が増えるため、就職活動が有利に進みます。
 
企業側が積極的に採用活動を行い、学生にアプローチするのが一般的です。そのため、学生側は自分の希望にあった企業を比較的見つけやすいといえるでしょう。また、複数の企業の条件を比較検討しながら選択しやすい状況でもあります。
 
業界や企業の選択肢が広がり、就活生は複数の企業からオファーを受けられる可能性があります。そのため、条件があわなければ他の企業を検討するという進め方が一般的です。例えば、給与や福利厚生、勤務地などの条件を踏まえ、就活生は自分に最も合う企業を選べます。
 
しかし、選択肢が増えることで意思決定が難しくなることもあります。多くのオファーを受けることにより、どの企業を選ぶべきか迷い、最適な選択をするのに苦労する学生も増えるでしょう。売り手市場は一見有利に見えるものの、選択肢の多さがかえって悩みの種となる場合もあります。
 

就活塾とは

就活塾とは、就職活動に関する専門的なサポートを提供する有料サービスです。就職活動をより有利に進めるための支援が行われ、履歴書の書き方や面接対策、グループディスカッションの練習などさまざまなサポートが提供されます。
 
また、個別相談や自己分析業界研究の指導も受けられ、就活に慣れていない人でも不安を軽減できるでしょう。
 
就活塾では専門家が一人ひとりにあったアドバイスを行い、就職活動を強力にサポートしてくれるため、就活に不安を感じている就活生におすすめです。就活塾は就活生のペースにあわせたマンツーマンのサポートを行うところもあり、効率よく準備を進められます。
 
ただし、就活塾は有料サービスです。そのため、費用対効果をよく考えることが大切です。全ての就活生にとって必要なサービスではないため、就活生自身の就活の進め方にあわせて通うかどうかを決めるのがよいでしょう。
 

就活塾の料金相場

就活塾の費用は、その塾やプランによって異なります。傾向として、15万円から30万円ほどに設定されていることが多いです。
 
料金は提供されるサービスの内容やサポートしてもらえる範囲によって変動するため、事前に目指す内容を明確にして複数の塾を比較し、自分の目的にあった企業を選びましょう。就活生自身の目標や選考の進捗に応じてどのプランが最も効果的かつコストを抑えられるかを見極め、就活塾を選ぶことが大切です。
 

無料で就活をサポートしてくれるサービスもたくさんある

有料サービスである就活塾に通う前に、まずは無料で提供されている就職支援サービスの利用も検討しましょう。例えば、大学内に設置されているキャリアセンターです。キャリアセンターでは就職活動に必要な情報や個別の支援を無料で実施しています。
 
また、選考対策や企業研究を指導してもらえるだけではなく、業界情報や企業の求人状況も提供してもらえます。大学によっては専任の外部講師にサポートしてもらえるケースもあるようです。
 
また、ハローワークでも新卒向けの就職支援が行われています。新卒向けの相談窓口は全国に50カ所以上あり、担当者が就活生に個別に対応してくれます。
 
担当者はキャリアコンサルタントや企業の人事労務経験者らで構成されており、個別の相談に応じた適切なサポートを受けることが可能です。就活に不安を抱える学生にとっては、ハローワークの支援が心強いものとなるでしょう。
 
無料サービスをうまく利用すれば、就活塾にかかる費用を抑えつつ、十分にサポートを受けることが可能です。就活塾に通う前に無料サポートを活用し、その後に塾に通うかどうかを検討するのも一つの方法です。

まずは無料の就活サポートを受けてみるのも一つの手段

就活塾は、学生の就活を支援してくれる心強いサービスです。しかし、料金が発生するため、まずは無料の支援サービスを利用してみるのもよいでしょう。確実に行きたい企業がある、選考対策を徹底したいといった場合は、有料の就活塾の利用も検討することをおすすめします。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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