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お店で見かける「10%ポイント還元」や「10%現金キャッシュバック」などの表記。実際のところどちらがお得?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月7日 2時40分

お店で見かける「10%ポイント還元」や「10%現金キャッシュバック」などの表記。実際のところどちらがお得?

お店などのキャンペーンで「ポイント還元」「現金キャッシュバック」の文字を見かけますが、還元率やキャッシュバック率が同じならどちらがお得かと考える人もいるでしょう。   今回は、ポイント還元と現金キャッシュバックでは、実際にどちらがお得なのかを解説します。それぞれのメリット・デメリットもご紹介しているため、参考にしてください。

ポイント還元のメリットとデメリット

ポイント還元とは、消費者が支払った金額に応じてポイントを付与する仕組みです。
 
ポイント還元の大きなメリットは、ポイントでほかの商品を購入または交換できる点です。中にはオリジナルグッズなど、店頭では買えないものが手に入ることもあるでしょう。また、1つのお店だけでなく、加盟店でポイントが共通で使用できる場合もあります。
 
一方でデメリットとしては、有効期限が設定されている場合、期限内に使い切れなかった分に関しては消滅してしまうおそれがあります。またポイントを複数所有していることで管理が複雑になることも考えられるでしょう。
 

現金キャッシュバックのメリットとデメリット

現金キャッシュバックとは、商品の購入金額の一部がポイントではなく現金で支払われることです。
 
現金キャッシュバックのメリットは、現金で受け取れることでしょう。
 
一方デメリットとしては、キャッシュバックをもらうために必要のない買い物をしてしまう可能性があることや、条件が複雑で満たされなかった場合、キャッシュバックされない可能性などがあげられます。
 

10%ポイント還元と10%現金キャッシュバックのどちらがお得か?

ここでは、10%ポイント還元と10%現金キャッシュバックのどちらがお得になるのかを、10万円を使ったケースでご紹介します。10%のポイント還元では、10万円支払ったときに1万円分のポイントが返ってきます。対して10%現金キャッシュバックでは、10万円支払ったときに1万円返ってくるため、実際に支払う金額は9万円です。
 
現金キャッシュバックであれば、キャッシュバック金額を除く残りの額を支払って終わりです。しかし、ポイント還元の場合は、手に入れたポイントを活用するために、次回も買い物をする必要があるでしょう。
 
このような理由から、状況によっても異なる可能性はありますが、同じパーセンテージで考えると10%現金キャッシュバックのほうがお得な可能性があると考えられます。
 

ポイント還元がお得になるケース

ポイント還元がお得になると考えられるケースは、ブランド品など値下げやキャッシュバックが利用できない商品にポイント還元が適用される場合です。
 
例えば、百貨店などのなかには、百貨店内で百貨店のクレジットカードで買い物をした場合に、ポイント還元が受けられるケースもあるようです。購入場所と購入方法に縛りがあるものの、ほかで買い物した際には対象にならないポイント還元が受けられる点はメリットといえるでしょう。
 

10%ポイント還元と10%現金キャッシュバックでは、10%現金キャッシュバックの方がお得に感じられる可能性がある

ポイント還元と現金キャッシュバックを比較すると、パーセンテージなどの条件が同じである場合、現金キャッシュバックのほうが実際に支払う金額が安く、ポイント還元のように再度買い物の必要がないためお得に感じられる可能性があります。
 
ただし、購入場所と購入方法の条件を満たせば、通常は対象外であるポイント還元を受けられる場合もあるため、ポイント還元がお得に感じるケースもあるでしょう。ポイント還元やキャッシュバックを受けられる仕組みを理解して、買い物の際に賢く利用しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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