トイレ詰まり解消のため業者を呼んだら「見積もりで10万円」と言われました…相場価格とのことですが、少し高く感じるのは気のせいでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2024年12月13日 2時20分
トイレが突然詰まり、焦った経験がある人もいるのではないでしょうか。 「早くなんとかしないと」と、焦った状態で格安をうたう業者に修理を依頼すると、思わぬトラブルにつながるケースも少なくありません。なかには、10万円以上の高額請求をされて消費生活センターのような相談機関に問い合わせをするケースもあるようです。 今回は、トイレの詰まり解消にかかる修理費用の目安を紹介します。高額請求をされないために気をつけるべきポイントも解説するため、ぜひ参考にしてください。
トイレの詰まりをきっかけとする高額な修理費用請求に注意!
独立行政法人国民生活センターによると、2020年度に寄せられたトイレの修理や鍵の修理・交換、害虫等の駆除、冷暖房設備・給湯器の修理など「暮らしのレスキューサービス」にまつわる相談件数は、5882件に及ぶことが分かりました。
なかには今回の事例のように、トイレの詰まりの修理を依頼しようとインターネットで修理業者を検索した結果、高額な修理費用を請求されてしまう事案も数多く発生しているようです。
インターネット上の広告などでは基本料金が数百円という格安な料金が提示されていたにもかかわらず、「詰まりが解消しない」などさまざまな理由をつけられ高額な修理費用を請求されるケースもあるようです。
ケース別|トイレの詰まり解消にかかる修理費用目安
トイレの詰まりが生じた場合、詰まりの程度によってかかる費用も大きく異なります。ここでは、ケース別にトイレの詰まり解消にかかる費用目安を解説します。
軽度なケース
トイレの軽度な詰まりを解消する際は、薬剤を使用して対応するケースや詰まりそのものを除去するケースなどが挙げられます。
薬剤を使用して対処できるケースの場合は、およそ3000円、ラバーカップのような器具を使用して詰まりを除去する場合は、およそ4000~8000円が相場です。
トイレットペーパーやトイレに流せるシートなどを大量に流してしまい、トイレが詰まっている場合は、業者に依頼する前に自分で対応できるかどうかを検討してみましょう。ラバーカップを購入することで詰まりを解消できる可能性があるため、修理費用を大幅に抑えられるかもしれません。
重度のケース
スマートフォンや子どものおもちゃ、水に溶けないティッシュなど、トイレに流せないようなアイテムが詰まってしまった場合は、自分で対応するのは困難です。
固形物が詰まった状態で詰まり解消の修理を依頼すると、軽度なケースよりも料金は割高になる傾向にあります。
高圧ポンプを使用した場合は7000円から2万円程度、高圧洗浄機を使用する場合は、2万円以上の費用がかかるケースもあるでしょう。それでも詰まりが解消しない場合には、便器の脱着をしなければなりません。その場合は、1万円から4万円程度かかる恐れがあります。
トイレの詰まりの修理費用を高額請求されないためのポイント
トイレの詰まりの修理費用を高額請求されないためにも、複数の業者から見積もりを取るようにしましょう。いくら慌てている状況とはいえ、費用の相場を知らない状態で1社のみに見積もりを依頼して決めてしまうのは非常に危険です。まずは落ち着いた状態で相見積もりを取り、見積もり費用の妥当性を確認しましょう。
修理依頼を検討する業者をある程度絞ったら、業者のホームページや口コミサイトなどをチェックして、業者にまつわる情報をリサーチしてください。これまでの実績数や実際の利用者のリアルな声を参考にすることで、信頼できる業者であるかどうか確認できるでしょう。
また、トイレの詰まりの状態を悪化させないことも費用を抑えるうえで重要なポイントです。トイレが詰まった状態を放置したり、無理に自力で直そうとしたりせずに、できるだけ早いタイミングで専門業者に相談しましょう。
高額請求を避けるためには複数の業者に相見積もりを依頼しましょう
トイレの詰まりの原因によっては、自力で対応できるケースもありますが、無理やり対応しようとすると、かえって状態が悪化する恐れもあります。自分で対応できないと感じたら、なるべく早いタイミングで専門業者に相談するのがおすすめです。
ただし、焦った状態で業者を選ぶと、高額請求されるリスクが高まります。複数の業者から相見積もりを取ったうえで、依頼する業者を選びましょう。
出典
独立行政法人国民生活センター 水回り修理「950円~」のはずが…数十万円の高額請求に!-水回り修理、解錠、害虫駆除などの緊急対応で事業者とトラブルにならないためには?-
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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