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スマホのバッテリー残量がすぐに「50%」を切ります…。充電のし過ぎでバッテリーの寿命が短くなっているのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月14日 2時30分

スマホのバッテリー残量がすぐに「50%」を切ります…。充電のし過ぎでバッテリーの寿命が短くなっているのでしょうか?

スマートフォンは今や生活には欠かせないアイテムですが、長く使用しているとバッテリーの持ちが悪くなるため、使用にストレスを感じている方もいるのではないでしょうか。   そこで本記事では、スマートフォンのバッテリーの寿命やバッテリーを少しでも長持ちさせるための工夫や劣化した際の対処法について解説します。

スマートフォンのバッテリー寿命はどれくらい?

スマートフォンは毎日頻繁に使用するため、1日1回は充電しているという方も少なくないでしょう。また、使い続けているとバッテリーの持ちが悪くなり、1日に何度も充電するようにもなるでしょう。
 
使用頻度や充電回数によっても異なりますが、一般的にスマートフォンのバッテリー寿命は約2年とされています。
 
バッテリーに使用されているリチウム電池は、300回充電すると7~8割程度、500回充電を繰り返すと5~7割程度の状態まで劣化してしまうようです。そのため、1年半〜2年ほどで劣化を感じる方が多いのです。
 

バッテリーが寿命を迎えたらどうすればいいのか

バッテリーの劣化が進むと、充電の持ちが悪くなる以外にもさまざまな不具合が生じるため、使用にストレスを感じることも多くなるでしょう。バッテリーが寿命を迎えた場合には、次のような対応を取りましょう。
 

交換

本体に問題がない、本体はまだ使い続けたいという場合には、バッテリー交換をします。
 
iPhoneの場合、「AppleCare+」に加入していれば、バッテリーの蓄電容量が80%未満になった場合無料で電池交換が可能です。加入していない場合は、iPhone16の場合1万5800円、iPhone16 Proの場合は1万9400円でバッテリー交換ができます。
 
また、Androidの場合は、修理代金のサポートオプションに加入していれば、割引価格でバッテリー交換に出せる可能性があるため、契約しているキャリアのWebサイトやショップで確認してみましょう。
 

買い替え

本体も長く使用している場合には、買い替えを検討するのも一つの方法です。
 
内閣府経済社会総合研究所景気統計部が公表した「消費動向調査 令和5年3月実施調査結果」によると、スマートフォンの平均使用年数は4.4年でした。これ以上長い期間同じスマートフォンを使用しているのであれば、買い替えを検討してもいいかもしれません。
 

バッテリーを長持ちさせるためには

バッテリーの劣化は、充電の繰り返しによる経年劣化以外にも原因があります。次の内容に該当する使用をしている場合は、劣化やトラブルを起こさないためにも、使い方の見直しが必要です。また、メーカーやキャリア推奨の方法に従い正しくスマートフォンを使用しましょう。
 

常に充電している

スマートフォンを常に充電し、100%の状態にしていることを「過充電」といいます。スマートフォンのバッテリーに使用されているリチウムイオン電池は、熱に弱い特性があります。そのため、充電中に発生する熱がバッテリーの劣化を早めてしまうようです。
 
スマートフォンは過充電を制御するようにできていますが、充電をしながらスマートフォンを使用すると、バッテリーの消費と充電が常に繰り返されます。このときに熱が発生し、本体が熱くなることがあります。
 

高温の場所で使用しがち

スマートフォンのバッテリーに最も負荷がかかるとされているのが、高温の環境で使用したり放置したりすることです。最悪の場合、バッテリーの劣化だけでなく、本体も修復不可能な損傷を受ける可能性があるため、注意が必要です。
 

メーカーやキャリアの指定商品でないものを使って充電している

スマートフォンの充電器は、純正のもので3000円程度で購入できるでしょう。しかし、最近では100円ショップなどでもこれらが手軽に手に入るため、節約のために純正商品を使っていない人も多いでしょう。
 
しかしメーカーやキャリアが推奨していない製品で充電すると、端末に適合しておらず充電に関するトラブルが発生する恐れがあります。スマートフォンやバッテリーを長く安全に使用するためには、充電技術や端末との接続を考慮した安全対策が施された製品を使用しましょう。
 

充電のし過ぎに注意して安全に使用しよう

スマートフォンのバッテリーは、充電を繰り返すことによって劣化が進むため、1年半~2年に一度はバッテリー交換するのがおすすめです。また、バッテリーや本体に負荷のかかる使用をしていると、劣化を早める恐れがあるため、正しい使用法を守って安全に利用しましょう。
 

出典

内閣府経済社会総合研究所景気統計部 消費動向調査 令和5年3月実施調査結果
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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