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キャンプ好きの夫が冬に「車中泊しよう!」と提案してきました。凍えそうなイメージなのですが、安全・快適に過ごすポイントはありますか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月14日 5時20分

キャンプ好きの夫が冬に「車中泊しよう!」と提案してきました。凍えそうなイメージなのですが、安全・快適に過ごすポイントはありますか?

冬のキャンプは、美しい雪景色を楽しみながら冷たく澄んだ空気の中で温かい料理を味わうことができ、意外と人気があります。夏とは一味違った経験ができる冬キャンプですが、夜は車中泊を選択する人もいるでしょう。   車中泊なら、冬の冷たい風や雪から逃れられるので安心して寝られる反面、しっかりとした防寒対策が必要不可欠です。   本記事では、冬の車中泊に必要な寒さ対策やおすすめの服装、車両の準備について、費用も含めてご紹介します。

冬の車中泊ではどのような寒さ対策が必要?

冬の車中泊では、エンジンは切った状態で一晩過ごさなければなりません。エンジンをかけたまま停車しておくと、バッテリーが上がる可能性があるためです。また、雪が積もってマフラーがふさがれてしまうと一酸化炭素中毒となる可能性もあるため、大変危険です。
 
エアコンがついていない車中は、一気に温度が下がると予想されます。何の対策もせずに朝まで過ごすことは難しいと考え、しっかり寒さ対策をしておきましょう。
 
まず、外からの冷気を少しでも遮断できるよう、窓にシェードを貼ることをおすすめします。シェードはすべての窓に貼ると高額になる可能性があるため、少しでも安く済ませたければ100円ショップのアルミ保温シートでもある程度の効果があるかもしれません。
 
ほかにも、次のようなものがあると寒さ対策として役立つでしょう。あるショッピングサイトでの販売価格とともにご紹介します。

●冬用寝袋:約4500円
●断熱マット:約6000円
●ポータブル電源:約14万円
●使い捨てカイロ(30枚入り×2セット):約2700円
●湯たんぽ:約2700円

特に、ポータブル電源があれば電気毛布などが使えるため、寒い時期でもより安心です。電気ケトルで温かい飲み物を用意することも可能になるので、購入を検討するといいでしょう。
 

冬の車中泊におすすめの服装は?

冬の車中泊では服装選びも重要です。できるだけ重ね着をして暖かくすることが大切ですが、汗をかくと体が冷えてしまうため、吸汗性や通気性も意識して衣類を選ぶ必要があります。中には速乾性に優れたインナーを着込み、その上から薄手のフリースを着て保温性を確保し、さらに風や雪から体を守るためにアウターを着用するといいでしょう。
 
また、首や手首・足首をしっかり温めることで全身の冷えを予防できる可能性があります。ネックウォーマーやフットウォーマーなどのアイテムを使って暖かく保ちましょう。
 
夜間や早朝などに車から出たとき路面が凍結しているおそれもあるため、滑りにくい靴を用意しておくことも必要です。
 

車両の準備もしておこう

雪道の中、冬のキャンプに出掛けるのであれば、車のタイヤを冬装備にしておくことも忘れないようにしましょう。雪が積もっていなくても凍結しているおそれがあるため、夏用タイヤのままでは危険です。スタッドレスタイヤへの交換が難しければ、タイヤにチェーンを装着する方法もあります。
 
また、道中雪などで立ち往生した場合に備えて、ガソリンも満タンにしておくことをおすすめします。そのほか、雪かき用のスノーショベルや、窓ガラスの凍結を溶かす凍結スプレーなども車に積んでおくと安心です。
 

車のエアコンをつけっぱなしにはできないのでグッズや服装で寒さ対策を

冬のキャンプで車中泊を予定している場合、エンジンをかけっぱなしにはできないので車のエアコンを長時間使用するのは控えた方がいいでしょう。そのため、グッズや服装で寒さ対策が必要です。例えば、断熱のために窓にシェードを貼ったり、寝るときは冬用寝袋を使用したりするといいでしょう。
 
また、タイヤを冬装備にしたり、ガソリンを満タンにしておいたりするなど、車両の準備も忘れないようにしなければなりません。安全で快適な車中泊ができるよう、しっかり備えておきましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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