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酔っ払って財布を落としました…。財布を落としたらすぐにやるべきことを教えてください。 また、落とした財布は戻ってくるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月14日 3時40分

酔っ払って財布を落としました…。財布を落としたらすぐにやるべきことを教えてください。 また、落とした財布は戻ってくるのでしょうか?

酔っ払って財布を落としてしまうと、焦りや不安で冷静さを欠いてしまいがちですが、まずは落ち着いて行動することが大切です。財布を落とした場合、迅速かつ適切な対応を取ることで、取り戻すチャンスが高くなります。   この記事では、財布を落とした際にすぐに行うべきことと、財布が戻ってくる可能性についてご紹介します。

日常生活で紛失しやすい物品の傾向

令和5年の習得件数は408万7355件でした。拾得届の物品の上位5品は表1の通りです。
 
表1

品目 拾得物全体に占める割合
証明書類 18.3%
有価証券類 10.6%
衣類・履物類 9.0%
財布類 7.6%
かさ類 6.6%

出典:警視庁「遺失物取扱状況(令和5年中)」拾得届の受理状況を基に筆者作成
 
証明書類の紛失が最も多いですが、衣類や財布、かさなど日常的に使用する物品の拾得届が多いことから、これらが忘れ物や落とし物として発生しやすいことがわかります。
 

財布を紛失した時の対応

財布を紛失した場合、まず最寄りの警察署または交番で遺失届を提出しましょう。遺失届は、落とし物や忘れ物が警察に届けられた際に、所有者へ連絡を取るための手続きです。
 
なお、自宅や職場、または海外での落とし物については対象外です。警察は、届けられた拾得物と遺失届の内容を照合し、持ち主を探します。
 
遺失届を提出する際には、いつ、どこで、どのような物を落としたのか、さらにはその中身についても詳細に尋ねられます。また、各都道府県の警察署のウェブサイトでは、拾得物に関する情報が公開されており、検索することが可能です。
 

キャッシュカード・クレジットカードを停止する

財布にキャッシュカードやクレジットカードが入っていた場合、紛失や盗難によって悪用されるリスクが非常に高くなります。そのため、財布を失くしたことに気づいたら、まずカードの利用停止手続きを行うことが重要です。
 
カードが不正利用されると、金銭的な損失だけでなく、個人情報が悪用される恐れもあります。カード会社に連絡し、速やかにカードの停止手続きを進めましょう。
 

自動車免許証・保険証の再交付を受ける

自動車免許証には効力を停止するという方法がないため、再交付が必要です。
 
保険証も同様に効力を停止することはできません。「健康保険被保険者証再交付申請書」や「健康保険高齢受給者証再交付申請書」を提出し、新しい保険証を再交付してください。
 

マイナンバーカードの利用停止をする

マイナンバーカードを紛失した際は、コールセンターに連絡してカードの利用を一時停止する手続きが可能です。この窓口は24時間365日対応しており、通話料は無料です。さらに、英語・中国語・韓国語・スペイン語・ポルトガル語など、複数の言語でサポートを受けることができます。


・お問い合わせ先

マイナンバー総合フリーダイヤル
0120-95-0178(音声ガイダンス「2」を選択)

また、オンラインでの手続きにも対応しています。
 

落とした財布が見つかる確率

MAMORIO株式会社は、財布の紛失や置き忘れに関する実態を調査するため、20代から60代の男女300名を対象にインターネットアンケートを実施しました。調査の結果、いつも財布に入れている現金は1万円未満が41.7%、1~3万円が46%、3~5万円が8.3%、5万以上が4.0%でした。
 
財布をなくしても見つからなかった経験がある人は34.7%で、約65%の人は紛失しても財布を取り戻しています。この結果から、財布を紛失するリスクは軽視できないことが明らかになりました。
 

調査によると財布を紛失した場合、約65%の人が財布を取り戻している

調査によると、財布を紛失した場合、約65%の人が財布を取り戻しています。ただし、約34.7%の人は見つからなかったと回答しています。見つかる確率を高めるためには、警察に遺失届を提出することが最も重要です。
 
現金や貴重品を必要以上に持ち歩かないこともリスク回避に役立ちます。財布を落とすと焦りや不安が生じますが、まずは落ち着いて行動することが大切です。適切な対応を取れば、財布が戻る可能性は十分にあります。まずは行動を起こしましょう。
 
また、財布を紛失した場合の影響を最小限にするためには、紛失後の迅速な対応だけでなく、普段から現金や重要なカード類の管理を見直すことも重要です。
 

出典

警視庁 遺失物取扱状況(令和5年中)
マイナンバーカード総合サイト 紛失・拾得について
MAMORIO株式会社 財布の紛失・置き忘れに関する実態調査 財布をなくしたときの金銭・精神・時間的損害を金額で表すと「10万〜20万円相当」と回答した人が23.3%で最多 (PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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