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幹事を任されたのですが、忘年会の相場はいくらなのでしょうか? 学生時代は3000円以内のお店で飲んでいたので、良いお店を知らなくて不安です。

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月14日 6時0分

幹事を任されたのですが、忘年会の相場はいくらなのでしょうか? 学生時代は3000円以内のお店で飲んでいたので、良いお店を知らなくて不安です。

忘年会の幹事を任されたものの、どのお店を選べば良いのか、予算感がつかめず不安になっていませんか?   学生時代のように3000円以内で済ませることが多かったかもしれませんが、社会人になってからの忘年会では、もう少し予算を確保する必要があるかもしれません。この記事では、忘年会の相場について詳しく解説します。

忘年会とは

忘年会は、1年間の労をねぎらい、年末にその疲れを忘れるための特別な宴会です。鎌倉時代に貴族たちが和歌を詠む行事として始まったのが起源とされています。
 
現在のような飲み会形式の忘年会が広がったのは明治時代からで、昭和の時代には企業でも忘年会が広く行われるようになりました。普段の宴会では日々の業務の労をねぎらうことはありますが、忘年会はその年の努力を振り返り、感謝の気持ちを伝えるための特別な場です。
 
また、忘年会はその年をねぎらい、来年に向けての願いを込めて新たな気持ちで迎えるための重要な機会でもあります。
 

忘年会の相場

ぐるなびが実施した「2024年の忘年会シーンに関するアンケート」では、20~69歳の男女1237人を対象に、忘年会で支払ってもよい金額について尋ねました。その結果、参加者が許容する支払金額の分布は表1の通りとなっています。
 
表1

2000円未満 4.0%
2000~2500円未満 4.5%
2500~3000円未満 9.4%
3000~3500円未満 14.3%
3500~4000円未満 13.6%
4000~4500円未満 10.0%
4500~5000円未満 20.6%
5000~6000円未満 14.2%
6000~7000円未満 2.4%
7000~1万円未満 2.8%
1万円以上 1.4%

出典:ぐるなび「2024年の忘年会シーンと望むこと」職場・仕事関係2024年の忘年会で払ってもよい金額を基に筆者作成
 
このデータに基づく平均支払額は4298円です。多くの参加者が4,000円台を許容していることが分かります。
 

忘年会メニュー選びで重視するポイント

忘年会のメニュー選びで重視するポイントについて、ビジネスとプライベートの両方で上位3項目が一致する結果となりました。
 
最も重視されたのは「コース全体の構成やバランスが良いこと」(38.2%)で、次に「好みの料理や食べたい料理が含まれていること」(25.1%)、そして「品数や量が少なくても、質や内容が良いこと」(24.6%)が続きました。
 
質の高い料理やバランスの取れたコースが、参加者満足度に直結する要素であるといえるでしょう。
 

忘年会の予約はいつ頃から

忘年会の予約は、一般的に12月からというイメージが強いものの、実際には早めに予約する傾向があります。ホットペッパーグルメが行った調査では「12月上旬から徐々に増える」という声や、「12月中旬から参加が多い」といった意見もあり、12月に入ってからの予約が多いことが分かるでしょう。
 
しかし、11月になると「少し早いけれど忘年会を開いた」という投稿がブログやSNSに現れ始めます。12月は忘年会のピークであることに加え、年末の忙しさもあって、参加者の予定調整が難しくなることが多いため、11月に開催するのも一つの手段です。
 
11月中に予約を済ませることで、12月の混雑時に比べてお店の予約が取りやすくなる利点もあります。調査結果によると、幹事の中には1ヶ月以上前から検討を始め、予約を進めている人も多いことが分かりました。
 

2024年の調査結果によると、忘年会で支払ってもよい金額の平均は約4298円

忘年会の幹事を任されると、予算やお店選びに悩むことが多いですが、まずは相場を把握しておくことが重要です。学生時代のように安価な飲み会をイメージするかもしれませんが、社会人としての忘年会はもう少し予算を増やす必要があります。
 
ぐるなびの調査によると、忘年会で許容される支払金額の多くは4000円台です。参加者が支払っても良いと考える金額は、主に4000~4500円であり、平均額は4298円とされています。したがって、予算としては4000円程度を見込むのが無難です。
 
12月の忘年会シーズンは予約が殺到するため、早めの予約が鍵となります。調査によると、幹事のなかには1ヶ月以上前から予約をしている人も多いため、早期に計画を立てることが推奨されます。
 
以上の情報を参考に忘年会の準備を進め、予算内で質の高い忘年会を実現しましょう。
 

出典

株式会社ぐるなび【消費者調査】2024忘年会は「開催人数」と「予算」が上昇傾向!
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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