1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

2023年の冬ボーナスは「39万円」! 2024年は半数が「増加した」という結果に? 支給なしの割合も紹介

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月22日 2時20分

2023年の冬ボーナスは「39万円」! 2024年は半数が「増加した」という結果に? 支給なしの割合も紹介

毎年多くの人が楽しみにしているであろう「冬のボーナス」。2023年の冬ボーナスでは、各産業平均で約39万円が支給されました。   それでは、2024年はどうなるのでしょうか? 賃上げや物価上昇の影響を考えると、増額が期待される一方で、企業の経営状況によるリスクも見逃せません。   本記事では、2023年のボーナス動向を振り返りつつ、2024年の支給見込みや、ボーナスの使い道、さらには「ボーナスが支給されない企業の割合」について解説します。

2023年の冬のボーナスはいくらだった?

厚生労働省の毎月勤労統計調査によると、2023年の冬ボーナスは、調査対象となる産業の平均で39万5647円支給されました。前年の平均が39万2975円でしたので、前年比では0.7%増ということになります。
 
なお、ボーナスについては業種による差も大きく、2023年の冬ボーナスにおける平均支給額では、最も金額が低い飲食サービス業等が6万9234円だったのに対し、最も高い電気・ガス業は80万3194円です。
 

2024年の冬のボーナスはいくらになる?

2024年の冬ボーナスについては、バックオフィス業務支援のクラウドサービスを展開する株式会社フリーウェイジャパンが中小企業・零細企業の代表取締役・個人事業主、従業員を対象に調査した「冬のボーナスに関するアンケート」を参照していきます。
 
冬のボーナスの支給予定あり・支給されたと答えた人に支給額を聞いたところ、回答者の平均額は51万2000円という結果でした。なお、2023年冬のボーナスと比べると、「変化なし」が48.7%、「やや増加した」が35.9%、「増加した」が15.4%、「減少した」「やや減少した」はそれぞれ0%となっています。
 
2023年の冬のボーナスと比べると、今年は全体としては支給額が増える傾向にあるのかもしれません。
 

冬のボーナスの使い道は?

同調査では冬のボーナスの使途についてのアンケートも実施しています。ボーナスの支給予定あり・支給された人に使い道を尋ねたところ、最も多いのは「生活費」の53.8%でした。第2位は「預金・貯金」の51.9%、第3位は「趣味・娯楽」の30.8%、第4位は「借金・ローンなどの返済」の23.1%、第5位は「旅行・レジャー」の17.9%と続きます。
 
多くの人はボーナスをもらっても旅行やレジャーよりも、普段の生活費や貯蓄を重視する傾向にあると言えるでしょう。
 

ボーナスなしの会社ってどれくらいある?

労働基準法には「ボーナスを支給しなければならない」という規定はなく、ボーナスを支給するかどうかは企業の判断に委ねられています。
 
これは、給与(賃金)は労働に対する対価であるのに対し、ボーナスは業績や成果に基づいて支給される一時金であるためです。
 
そのため、ボーナスを支給しない企業も存在します。前述の株式会社フリーウェイジャパンの調査でも、各社代表取締役の回答は、「支給予定なし」が30.3%、「ボーナス制度が無い」が28.9%となっています。
 

まとめ

2024年の冬のボーナスについては、今回参考にした調査の中では前年よりも増加する傾向にあります。とはいえ、個々の企業の業績や経済状況などによって支給額や支給の有無は異なります。
 
各自の状況に応じた計画を立て、大切なボーナスを有意義に使いましょう。
 

出典

厚生労働省 毎月勤労統計調査 令和6年2月分結果速報等 ≪特別集計≫令和5年年末賞与(一人平均)
株式会社フリーウェイジャパン フリーウェイジャパン調べ 冬のボーナスに関するアンケート(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください