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Wi-Fi付きアパートに越しましたが、調子が悪いので「挿すだけWi-Fi」を契約したいと思っています。手軽ですが、問題なく使えるのでしょうか…?

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月23日 9時30分

Wi-Fi付きアパートに越しましたが、調子が悪いので「挿すだけWi-Fi」を契約したいと思っています。手軽ですが、問題なく使えるのでしょうか…?

現代人の生活において、通信回線はなくてはならない存在です。プライベートはもちろん、在宅勤務の場合は仕事でも必要になるでしょう。   本記事では挿すだけのWi-Fi、いわゆるホームルーターについて解説します。

挿すだけWi-Fiとは?

挿すだけWi-Fiは「置くだけWi-Fi」や「ホームルーター」とも呼ばれており、端末本体をコンセントに挿すだけでインターネットを使える点が最大の特徴です。
 
基地局から発せられた電波をホームルーターが受信し、Wi-Fiとして通信機器に通信しています。そのため、自宅に回線を入れる工事をする必要がない点が光回線との大きな違いです。
 
ただし、ホームルーターを購入するだけではインターネットなどは使用できないことに注意してください。利用するには通信回線の契約が必要となりますが、プロバイダ契約は不要であるため、光回線よりも手続きは簡単な傾向があるようです。
 
通信速度などの性能はもちろん、ホームルーターを利用するための費用や内訳なども提供会社により異なります。ホームルーターを提供する会社はさまざまですが、利用料や端末代を毎月支払うのが一般的です。利用料金などを基準に、いくつかの候補を比較検討しながら契約するサービスを決めることをおすすめします。
 

挿すだけWi-Fiのメリットとデメリット

挿すだけWi-Fi、いわゆるホームルーターのメリットは以下の通りです。

●工事が不要
●データ容量が無制限
●複数台の接続が可能
●引越し先でもそのまま使える
●プランの解約や乗り換えがしやすい
●自宅の好きな場所に設置できる

回線の開通工事をする必要がない手軽さが、ホームルーターの最大のメリットといえます。光回線の工事は申し込みから1~2ヶ月ほどかかるため、すぐにインターネットを使いたい方におすすめです。
 
工事の必要がないため、引っ越し時にはそのままコンセントを挿すだけで使用できます。通信回線の開通期間にロスが生まれないことから、在宅ワークの方には特に便利だと考えられます。
 
対して、ホームルーターのデメリットは以下の通りです。

●通信品質が光回線に劣る
●一時的な速度制限の対象になる場合がある
●持ち運びが不可

通信回線において、通信速度などの通信品質は重要なポイントです。光回線よりも通信速度が劣る傾向がある点は、ホームルーターの大きなデメリットとなるかもしれません。利用状況次第ではラグが発生したり、通信が不安定になったりするケースがあります。
 
とはいえ、一般的なネットサーフィンや動画視聴、WEB会議などをするには問題がないともいわれています。環境次第であるため一概には断定できませんが、大容量通信を行う予定がないのであれば、ホームルーターでも特に不便は感じない可能性があるといえるでしょう。
 
ホームルーターはコンセントに挿せば利用できますが、基本的に登録住所以外での利用は禁止されているようです。したがって、外出先にホームルーターを持ち込み、Wi-Fiを利用することはできません。引っ越し時には登録住所の変更タイミングに注意してください。
 

ホームルーターの費用相場

根本的に、ホームルーターの費用相場は提供会社や契約プランにより異なります。
 
月額料金の平均的な相場としては、月々4000~5000円ほどです。光回線の相場が5000~6000円ほどである点を考慮すると、やや安くなります。また、割引などを上手く活用できれば、よりお得に利用できる可能性があるでしょう。
 
なお、上記の月額料金に加え、端末代金が必要な場合もあります。ただし、契約期間によっては端末代金が実質無料になる割引サービスもあります。その場合は、長期契約をする方がお得になるでしょう。
 
ホームルーターの契約を検討する場合は月額料金だけでなく、端末代金なども含めた総額を必ず確認しましょう。確認せずに契約した場合、思わぬ出費になってしまう可能性があります。
 

メリットやデメリットはあるが、問題なく使える

ホームルーターにはメリットやデメリットがあり、光回線と比較すると劣る点も存在しますが、大容量通信が必要となる状況がほとんどなければ、問題なく快適に利用できると考えられます。工事不要で、手軽に利用できる点はホームルーターならではのメリットといえます。
 
ホームルーターの契約を検討する場合は月額料金だけでなく、端末代金なども含めた総額を必ず確認しましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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