年末に1泊2日で子ども2人を義実家に預けるので、食費を渡そうか迷っています。 夫は「必要ない」と言うのですがどうしたらいいですかね？

年末に子どもを義実家に預けるとき、食費を渡すべきかどうか悩む人はいるでしょう。夫は「必要ない」と言ったとしても、義両親への負担や気遣いも気になるところです。   本記事では、食費を渡すかどうかの考え方や、代わりに気持ちを伝える方法について解説します。

義実家に食費を渡す必要があるのか考えるポイント

子ども2人を義実家に預けると、たとえ1泊2日であっても食費やおやつ代が発生します。義両親が「気にしない」と言ってくれていても、実際には多少なりとも負担が増えることは確かです。特に、子どもが食べ盛りであればなおさらでしょう。
 
一方で、夫が「必要ない」と言うのは、義両親が「家族だから当然」と思っている可能性があると考えられます。また、「お金を渡すのはかえって気を遣わせる」と考えているのかもしれません。義両親の考えや価値観によっても、現金を渡すことが適切かどうかは変わるため、まずは夫婦で意見を出し合い、義両親の性格や状況を踏まえて判断しましょう。
 

食費を渡さない場合でも感謝の気持ちを伝える工夫

夫が「食費を渡す必要はない」と言う場合でも、感謝の気持ちはしっかり伝えたいものです。現金を渡すことに抵抗がある場合は、食費の代わりに手土産を持っていくのがよいでしょう。
 
例えば、義両親が好きなお菓子やお茶、果物などは、現金よりも受け取りやすく、気持ちが伝わりやすいです。帰省の手土産の相場は、2000～5000円が一般的なようです。なお、あまり高すぎる物だと、義両親の負担になることもあるので注意しましょう。
 
手土産は預ける際に持参するのが一般的ですが、帰り際に感謝の言葉とともに渡すのも自然です。「預かっていただいて助かりました。子どもたちも楽しかったようです」といった一言を添えれば、義両親も気持ちよく受け取ってくれるでしょう。
 
また、子どもたちから「ありがとう」と伝える機会を作りましょう。義両親にとっては、孫と過ごせる時間が何よりの喜びかもしれませんが、その気持ちに甘えすぎず、心からの感謝を示すことが大切です。
 

夫婦で意見をすり合わせて、気持ちよく解決しよう

夫が「必要ない」と考えている背景には、義両親との長い関係性や価値観が影響している場合があります。食費を渡さないことが義両親のためになるケースもあるので、夫の意見を尊重しつつ、「気持ちだけでも伝えたい」と相談してみるとよいでしょう。
 
例えば、「直接現金を渡すのは気が引けるけれど、感謝の気持ちとして手土産を用意しない？」と提案してみることで、夫も納得しやすくなります。大切なのは、義両親に余計な気を遣わせず、感謝の気持ちをしっかり伝えることです。
 
また、義両親との今後の関係を考えれば、預かってもらった際にきちんとお礼をすることで、良好な関係を築き続けることができます。お金や物を渡すだけではなく、「助かりました」「またよろしくお願いします」といった言葉も忘れずに伝えると、双方にとって気持ちのよい時間になるでしょう。
 

まとめ

義実家に子どもを預ける際、食費を渡すかどうかは義両親の考え方や関係性によって変わります。夫が「必要ない」と言う場合でも、感謝の気持ちを伝えることは大切です。
 
食費の代わりに手土産を持参する方法や、言葉でしっかりお礼を伝えることで、義両親に負担を感じさせずに気持ちを表現できます。夫婦でしっかりと話し合い、義両親が心地よく感じる形で感謝を伝えれば、お互いに気持ちのよい時間が過ごせるでしょう。
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー