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年末年始の急な出費も安心!キャッシングの仕組みと計画的な返済のコツ

ファイナンシャルフィールド / 2024年12月28日 6時20分

年末年始の急な出費も安心!キャッシングの仕組みと計画的な返済のコツ

継続する物価高の傾向や突発的な出費などによって、想定していた以上にお金が必要となる場合もあるかと思われます。年末年始という気忙(きぜわ)しい時期に、何かと急な出費が必要となるケースも多いでしょう。そのようなときに、便利に、また簡単にお金を借りることができるサービスがキャッシングです。   キャッシングを利用する際、そのサービス内容について正しく理解し、無理なく返済していれば何ら問題はありませんが、無計画で安易に利用することは極力避けるべきでしょう。

キャッシングには大まかに分けて2種類のサービスがある

キャッシングとは、現金を借りるサービス全般の総称で、大まかには「クレジットカードのキャッシング枠」と「カードローン」の2種類に分かれます。
 
クレジットカードにはあらかじめ利用枠が設定されており、ショッピングの支払いで利用できる「ショッピング枠」と、お金を借りることができる「キャッシング枠」に分けられます。
 
ただし、それぞれ利用限度額(総利用枠)が設定されており、その金額を超えて利用することはできません。例えば、クレジットカードの利用限度額が50万円でキャッシング枠から10万円利用する場合、ショッピング枠で利用できるのは残り40万円となります。利用限度額は、再度審査のうえで増額することが可能な場合もあります。
 
カードローンとは、銀行、消費者金融、信販会社などの金融機関が個人向けに融資するサービスのことです。通常は借入専用のカードを利用するため、カードローンと呼ばれています。
 
ただし昨今では、多くのカードローン会社で物理的なカードを使用しない「カードレス」が普及しており、パソコンやスマートフォンなどで全ての手続きが完結できる場合もあります。
 
また、お金の使用目的が限定されないことや、スマホアプリや提携コンビニATMなどを利用した借入や返済ができること、24時間土日祝日も利用できることなども利便性の高さにつながっています。
 

カードローンの特徴

テレビCMや宣伝等で有名な、ある大手カードローン会社のサービス内容は図表1のとおりです。
 
図表1

借入までの最短時間 20分
収入証明書の提出 50万円以下は不要(本人確認書類のみでOK)
実質年率 3.0% ~ 18.0%
無利息期間 契約の翌日から最大30日間
カードレスの利用 可能
借入可能額 最大800万円(審査の上で決定)
担保・連帯保証人 不要

筆者作成
 
クレジットカードのキャッシング枠と比較すると、利用可能額が高い(条件によって数百万円の借入が可能)、金利が低め(条件による)などの特徴が挙げられ、他社のカードローンでも共通の傾向が見受けられます。また、各社ではスピード融資をうたっており、「最短即日融資可能」などの宣伝文句も多く見られます。
 

誰にも知られずに借りられること

さらに、特徴として挙げられるのは、周囲の人に知られずに借りられるサービスがある点です。
 
先に記載したカードレスや手続きのWEB完結に加えて、自宅等への郵送物なし、土日でも審査が可能、勤務先等へ電話する在籍確認なしなどのサービスがあり、周囲に知られない対応が可能です。
 

返済計画を考慮した利用を

返済の方法には、主に毎月定められた金額を返済していく「リボ払い」と、一括で返済する「1回払い」があります。
 
リボ払いは毎月の返済額が一定のため、1回の返済負担を少なく抑えることができますが、完済までの返済期間の長期化し、利息負担が多くなると総返済額が増える場合があります。
 
1回払いの場合は利息の負担を少なく抑え、早めに完済することで心理的な負担も軽減できるメリットがあります。なお、返済途中でその時点の借入残高を一括返済することや、一定額を繰り上げ返済することも可能です。
 
いずれにしろ、毎月いくらぐらい返済できるのかを考慮して、無理のない範囲での返済計画を立てることが最も重要となります。各社のホームページで返済シミュレーション機能が用意されている場合もあるので、利息や返済総額などを具体的に意識しながら計画を立ててみましょう。
 

まとめ

成人年齢が18歳となったことにより、キャッシングの利用は原則18歳から申し込みが可能となっています。キャッシングは、あくまでも一時的な借入のサービスであり、返済を必須とし、自分自身が獲得したお金ではないことを十分に理解しなければなりません。返済が遅れれば、遅延損害金などのペナルティーを科せられることになります。
 
キャッシングには、即効性や利便性の高さなどのメリットがある反面、利息の支払いなどのデメリット(リスク)があることを理解したうえで、計画的に利用することが重要となるでしょう。
 
執筆者:高橋庸夫
ファイナンシャル・プランナー

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