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冬は毎朝「紅茶」を飲んでるけど、お湯は「電気ポット」と「電気ケトル」どちらで沸かすべき? 電気代や湯沸かし方法の違いを比較

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月7日 5時0分

冬は毎朝「紅茶」を飲んでるけど、お湯は「電気ポット」と「電気ケトル」どちらで沸かすべき? 電気代や湯沸かし方法の違いを比較

冬の朝、温かい飲み物が欠かせないという人は多いはず。コーヒーや紅茶、緑茶などその選択肢はさまざまですが、皆さんはどのような方法でお湯を沸かしていますか?   電気ポットや電気ケトルを使っているという人も多いかと思いますが、それぞれ「長い時間保温する」「短い時間でお湯を沸かす」とお湯の扱い方が異なる家電です。   そこで本記事では、朝に1杯の紅茶を作る際に、電気ポットと電気ケトルのそれぞれの機能の特徴の紹介と、電気代がどのくらい変わるのかを解説します。

電気ポットと電気ケトルの湯沸かし方法の違い

電気ポットは、お湯を沸かすための加熱装置と保温装置がついた電化製品です。水を入れてお湯を沸かすことができるだけでなく、沸かしたお湯を温かい状態で保温することができます。電気ポットによってはお湯の温度を指定して調節できる機能もあります。
 
一方の電気ケトルは、電気を熱源にしてお湯を沸かす電化製品です。電熱ヒーターによって素早くお湯を沸かせるのがメリットで、電気ポットと比べて省スペースでの設置も可能です。ただ、お湯を沸かすことに特化していて保温機能がある機種が少ないため、長時間の保存には適しません。
 

電気ポットの電気代は年間で5200~6400円ほど

電気ポットを使って朝の紅茶をいれる場合、あらかじめ水を入れ沸騰させ、保温しておくという使い方が想定されます。
 
象印の「優湯生🄬マイコン沸とうVE電気まほうびんCV-WB22・30」によると、「室温23℃、湯沸し2回/1日、再沸とう1回/1日、保温90℃で23時間/1日、365日/年間」という条件で使用したときの年間電気代は、2.2リットルの電気ポットで約5200円、3.0リットルの電気ポットで約6400円とされています。
 

電気ケトルで紅茶1杯分のお湯を沸かすには1回あたり0.75円がかかる

ティファールによると、「ジャスティン ロック 1.2L」という商品でカップ1杯(140ml)を沸騰させるまでの時間は約1分、電気代は1回あたり0.75円となっています。
 
1日1回、冬のあいだ(12月から2月の約90日間)なら電気代はわずか67.5円、1年間毎日1杯の紅茶を作るとしても約274円です。
 
電気ケトルなら紅茶のためだけに少量のお湯を沸かすことができ、保温の電気代も基本的にはかからず省電力で利用できます。
 
またティファールでは、一般的なサイズの電気ポットと自社の電気ケトルをさまざまな観点から比較しており、1リットルの水のみ沸騰させる場合の電気代は、電気ポットで約9.16円、電気ケトルで約3.26円としています。一定の条件下では電気ケトルのほうがお得に同量のお湯を沸かすことができるようです。
 

まとめ

電気ポットは紅茶1杯(約140ml)の少量のみの沸騰させるような使い方には向いておらず、2~3リットルのお湯を沸かし、長時間の保温に適しています。紅茶1杯分のお湯を沸かすなら、少量のお湯をすぐに用意できて保温機能を使わない電気ケトルのほうが経済的です。
 
ただ、カップラーメンを作ったり水筒にお湯を入れたりと1日のなかで大量にお湯を使う人の場合、電気ケトルではなく電気ポットのほうが手間とお金を省けます。
 
紅茶をいれる以外にお湯を使うか否かで、どちらが向いているかは異なるでしょう。
 

出典

象印 マイコン沸とうVE電気まほうびんCV-WB22・30
T-fal あっという間にすぐに沸く、使いやすい大容量ケトル デザインとカラーバリエーションを一新して新登場!「ジャスティン ロック 1.2L」発売!
ティファール やかん・電気ポットとの比較「電気ケトル 早くて安全、経済的!」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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