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戸建てのわが家に「強盗対策」をしたい! 強盗が入りにくい家の特徴とは? 窓に「面格子」をつけるのは効果的?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月6日 5時0分

戸建てのわが家に「強盗対策」をしたい! 強盗が入りにくい家の特徴とは? 窓に「面格子」をつけるのは効果的?

最近、ニュースで強盗事件を耳にすることが増え、不安を感じている人も多いのではないでしょうか。 実は、強盗が狙う家には共通する特徴があり、防犯対策を行うことで被害に遭うリスクを下げることが可能です。防犯対策として雨戸や面格子を設置する家も増えています。 そこで本記事では、強盗が入りにくい家の特徴や、雨戸や面格子の設置費用を紹介します。

強盗が狙いやすい家の特徴とは?

強盗が狙う家には、侵入が容易で短時間で犯行を終えられるという特徴があります。具体的には次のような家が狙われやすい傾向にあります。

・周囲から目につきにくい立地

高い塀や植木に隠れて家全体が外から見えないため、犯人視点で考えれば侵入しても発見されるリスクが低く、狙いやすい家です。植木を剪定して視界を確保し、防犯カメラやセンサーライトを設置しましょう。

・施錠が不十分

古いタイプの鍵や無施錠の窓や玄関は、短時間で簡単に侵入できるため狙われやすくなります。最新の防犯性能が高い鍵に交換し、補助錠や防犯フィルムを使用するのが効果的です。

・留守中の対策が不十分

郵便物がたまっている、夜間も電気がついていないなど、家が無人であることが分かりやすいと犯罪者に目をつけられやすくなります。長期間不在にする場合は、郵便物を転送したり新聞の配達を止めたりしましょう。夜間は、タイマーで点灯するライトを設置するのも一つです。

・防犯設備がない

防犯カメラやセンサーライトが設置されていないと、犯行の発覚リスクが低いと思われます。防犯カメラやダミーカメラを目立つ位置に設置することで強盗を警戒させることにつながります。

・窓が開け放し

窓が開いた状態は強盗が簡単に短時間で侵入でき、室内の状況を確認しやすいです。窓を開ける際は防犯網戸を使用し、補助錠を取り付けましょう。

これらの特徴がある家は侵入のハードルが低く見られがちです。しかし、防犯設備が整っている家は犯行を諦めるきっかけになることが多いです。

窓に「面格子」をつける防犯効果

一般的に、強盗は窓から強盗が侵入を試みます。そのため、防犯対策として窓に面格子を設置する家が増えています。

面格子は、物理的に窓への侵入を防ぐのはもちろん、侵入への時間稼ぎにもなります。犯行に時間がかかることを嫌う強盗にとって、面格子の存在は大きな抑止力となるのです。また実際に犯行を諦めるケースも多いと言われています。

「面格子」の設置費用の目安

面格子を設置する際の費用は、製品の種類や窓のサイズによって異なりますが、一般的には以下の通りです。

●ステンレス面格子:5万円~10万円
●アルミ面格子:4000円~3万円

また、雨戸の設置費用は、種類によって1窓あたり約2~10万円が相場とされています。雨戸は窓全体を覆うことで、侵入を物理的に阻止するほか、プライバシーの保護や防音・断熱効果も期待できます。

家を守るために、今すぐ始められる防犯対策

強盗が狙いやすい家には共通する特徴があり、防犯対策を講じることでリスクを大幅に減らすことができます。手軽に始められる防犯対策として、雨戸や面格子の設置は効果的です。他にも防犯カメラやセンサーライトと組み合わせることで、防犯効果が高まります。ぜひこの記事を参考に、安心して暮らせる住環境を整えてみてください。

執筆者:西村りえ
2級ファイナンシャルプランナー、AFP

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