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ママ友が「食費は家族4人で2万円」といっていますが安すぎます…。平均の食費ってもっと高いですよね?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月6日 6時0分

ママ友が「食費は家族4人で2万円」といっていますが安すぎます…。平均の食費ってもっと高いですよね?

さまざまな食料品の値上げが続いており、食費が高くなっている家庭も少なくありません。このような状況の中、4人家族で月の食費が2万円に収まっている家庭があると聞くと、どのような方法で節約ややりくりを行っているのか気になるでしょう。この記事では、平均的な食費と自炊のポイントについて紹介します。

4人家族の食費

総務省が公表している家計調査の結果では、4人家族の平均的な食費は9万712円でした。そのため、4人家族で食費が2万円であれば、平均額よりも食費を大幅に抑えられているといえるでしょう。
 
同資料によると、最も出費がかかるものは、外食、レトルト食品や冷凍食品などの調理食品で、次いで肉類の順でした。さまざまな外食産業で価格の値上げが起きていることや、新型コロナウイルスへの規制緩和による反動が、外食にかかる出費として最も高い原因であるといえます。
 

4人家族における3ヶ月ごとの食費の平均

ここでは、3ヶ月ごとの食費の平均を見ていきましょう。平均額は表1のとおりです。
 
表1

1月~3月 8万5430円
4月~6月 8万8773円
7月~9月 9万2993円
10月~12月 9万5652円

※参考資料より筆者作成
 
同じ3ヶ月で見ても、7月~9月、10月~12月の食費が高い傾向にあることが分かりました。これには夏季休暇や年末年始が関わっているといえます。また、年間を通して食費が増加している理由としては、物価上昇や食品価格の値上げの影響が考えられるでしょう。
 

食費を抑える自炊のポイント

食費は、月収の15%を目安にすることが望ましいといわれています。月の食費を2万円に抑えるためには、外食の頻度を減らしたり自炊を工夫したりするなど、節約が必要です。ここでは、食費を節約するための具体的な自炊のポイントについて紹介します。
 

家にあるもの把握して献立を立てる

食費を抑えるために、まずは冷蔵庫にある食材で献立を考えましょう。先に献立を考えてから買い物をすると、必要な食材がその日は高かったり、普段使わない食材に費用がかかったりするなど、無駄な出費を増やす原因となり得ます。
 

節約効果の高い食材を購入する

価格に変化が起きにくい食材を献立に活用することで、食費の節約につなげられます。猛暑や豪雨などの影響で価格に変化が起きやすい野菜は、価格が高騰すれば食費にも影響が出ます。状況の変化に左右されない食材を基本的な献立に組み込んでおくことで、食費を抑えられるでしょう。たとえば、冷凍野菜や缶詰などは比較的価格が安定しているため、旬の野菜が不作で高騰している時期に活用しやすい食材といえます。
 

店を使い分ける

食材ごとに店を変えて購入することで、節約が期待できます。スーパーによっては、肉は高くても野菜が安いなど、食材の価格設定に違いがあります。欲しい食材が安い店を利用することにより、食費を抑えることが可能です。
 

4人家族で月2万円の食費に収めることは難しいが、自炊をして食費を抑えることは可能

食費の節約には外食の頻度を減らすことが欠かせません。自炊して節約するならば、食材の購入方法や献立の立て方を工夫してみるとよいでしょう。無理のない範囲で食費の節約を行ってみてください。
 

出典

e-Stat 家計調査 / 家計収支編 二人以上の世帯 詳細結果表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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