「枕カバー」の洗濯は「週何回」が理想？おすすめの「洗濯頻度」や洗濯における「NG行為」を紹介

毎日使う枕ですが、なかなか丸洗いが難しく、衛生面で不安を感じたことがある人もいるでしょう。枕カバーを頻繁に洗うことで、ある程度衛生的に保てる可能性はありますが、実際どのくらいの頻度で洗えばよいかが気になるかもしれません。   そこで今回は、ほかの人はどのくらいの頻度で枕カバーを洗っているのか、枕カバーの理想的な洗濯頻度などについてご紹介します。

枕カバーの洗濯頻度は？

使わない日はないほど季節を問わず使っている枕。だからこそ、枕カバーは頻繁に取り換えないと気が済まない人もいれば、滅多に換えない人もいるかもしれません。
 
株式会社イースマイルが全国の20代～60代の男女1000人を対象に実施した「枕のダニ対策に関する調査」によると、枕カバーを洗う頻度別の割合のうち上位5つは表1のようになります。
 
表1

頻度	割合
1週間に1回程度	32.4％
1ヶ月に1回程度	15.2％
2週間に1回程度	13.2％
週に2回～6回	10.2％
3ヶ月に1回程度	7.1％

※株式会社イースマイル「枕のダニ対策に関する調査」を基に筆者作成
 
最も割合が多いのは1週間に1回程度であり、次に1ヶ月に1回程度の割合が多くなっています。5位以下の中には、枕カバーを使用していない人や一度も洗ったことのない人もいる、幅広い結果となりました。
 

枕カバーを洗わないとどうなる？

枕カバーを洗わずにいた場合、枕自体が不衛生になったり、身体にトラブルが生じたりする可能性があります。具体的には、次のようなことが起こる可能性があるため、枕カバーは適切な頻度で洗い、清潔に保つ必要があるでしょう。

●ダニや雑菌が繁殖する原因となる
●肌トラブルや頭皮のかゆみが起きる可能性がある
●カビが生える可能性がある

汚れや雑菌により、肌トラブルや頭皮のかゆみにつながる可能性や、ダニが原因でアレルギーを引き起こすこともあるため、注意が必要です。
 

枕使用時のNG行為

枕カバーにつく汚れは、フケやアカ、ヘアケアで使用しているオイルやクリーム、汗や皮脂汚れなどがあります。
 
お風呂上りに頭が濡れた状態で就寝する人もいるかもしれませんが、枕に湿気がたまり、雑菌が繁殖したりカビが発生したりするおそれがあるため、しっかり乾かしてから就寝しましょう。
 
また、アンケートでは枕カバーを使わない人もいるようでしたが、こちらも避けた方がよいようです。枕本体は、自宅で洗えないことも多いため、枕カバーをつけて使用しましょう。
 

枕カバーの理想的な洗濯頻度とお手入れ方法

枕カバーの洗濯頻度としては、週に1回～2回が目安といわれています。季節を問わず同じ頻度で問題ないようですが、汗や汚れでべたつきやすい夏場など気になるときは、頻度を増やしてもよいかもしれません。素材によっては傷みやすくなる可能性があるため、洗濯ネットに入れるなど、気を配りましょう。
 
替えの枕カバーを何枚か用意しておくと、天気の悪い日や冬場でも安心です。交互に使うことで、生地が傷みにくくなり、劣化を防げる可能性があります。
 
頻繁に洗えないときは、カバーの上からタオルを巻くことで、ある程度の汚れの付着を防げるとされているようです。
 
また、枕本体にも、汗などによる湿気がたまらないよう工夫が必要です。クリーニングに出すこともおすすめですが、頻繁に出せない場合は、平干しして湿気を閉じ込めないようにするとよいでしょう。　　
 

枕カバーは週1回～2回の洗濯が目安となっている。替えのカバーを用意して清潔に使おう

枕カバーは、週1回～2回の洗濯が目安となっています。洗濯回数が少ないことで、ダニや雑菌の発生、肌トラブルが起きるといった可能性があります。
 
頻繁に洗えない場合は、タオルを枕カバーにかぶせるなどの対策をして、清潔な枕でよい睡眠を心掛けましょう。
 

出典

株式会社イースマイル　枕のダニ対策に関する調査
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー