カーナビを入れず「CarPlay」のナビを利用しています。一般的にはカーナビを利用する方が多いのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月17日 2時50分
カーナビと同じような機能を利用できる「CarPlay」を使っている人もいるでしょう。CarPlayとは、車に接続してiPhoneの機能を活用できるアプリです。日本では、CarPlayとカーナビはどちらの利用率が高いのでしょうか。 そこで今回は、CarPlayの概要を解説し、カーナビとの利用率を比較します。
CarPlayとは
CarPlayとは、車内ディスプレーを活用してiPhoneを操作するアプリです。車で使用することで、スマホを直接操作することなく、マップ機能によってルート案内をしてもらえたり音楽を聞けたりします。
さらに、iPhoneが車の電子キー代わりとなり、ロックの解除やエンジンの始動を行えるようです。また、電話をする、メッセージを送信するといった操作も、CarPlayを通じてスマホを触らずに行えます。
このようにCarPlayを活用することで、運転中にスマホを触ることなくスマホの機能を利用でき、運転に集中できるでしょう。
CarPlayの接続方法
CarPlayを接続する際は、USBポートにケーブルで接続するか、Bluetoothでワイヤレス接続をするかの2通りがあるようです。どちらにしろ、CarPlayに対応している車種でないと利用できないでしょう。ただし、CarPlayに対応したナビが販売されているようで、そちらを取り付けることで利用できるとされています。
接続の手順は、以下の通りです。
1・車のエンジンをかける(このとき、iPhoneのSiriが有効になっていることを確認)
2・USBケーブルによる接続か、Bluetoothによるワイヤレス接続を行う
CarPlayの利用料金
CarPlayは、無料で利用できるアプリのため、システムを利用するための料金は必要ないようです。ただし、通信や接続ケーブル(有線接続の場合)にかかる費用が必要になると考えられます。
また、CarPlay対応の有料カーナビアプリを使用する場合は、別途費用が必要となるようです。
CarPlayよりもカーナビの方が利用率は高い
CarPlayは、より安全にスマホの機能を活用できる便利なアプリとされていますが、ある調査によると車に搭載されているカーナビを利用する人は8割程度といわれています。
しかし、この割合は減りつつあるといわれており、少しずつですがCarPlayやAndroid Auto(Android用のアプリ)を活用するユーザーが増えているようです。
また、アメリカではCarPlayやAndroid Autoを利用する人が4割程度といわれており、日本よりも利用率が高いとされています。
運転中のスマホの操作における違反とその罰則は
道路交通法により、運転中のスマホ(携帯電話)の操作「ながらスマホ」は禁止されています。例えば「スマホを持った状態で通話をしながら運転する」「スマホの画面を注視して脇見運転をする」などです。
政府広報オンラインによると、このような行為で違反となったら、違反点数3点・反則金1万8000円(普通車)の罰則があり、最悪の場合は6ヶ月以下の懲役もしくは10万円以下の罰金となる可能性があります。
また、スマホ(携帯電話)を使ったことが理由で事故を起こしたり、周囲に交通の危険を生じさせたりした場合は、違反点数6点、1年以下の懲役もしくは30万円以下の罰金が科される可能性があります。なお、運転中にカーナビ画面を注視する行為も同じように違反とみなされる可能性があります。
CarPlayを利用すると車内で安全にiPhoneの操作ができるが、日本ではカーナビを使用する人の方が多い
CarPlayを活用することで、より安全に車内でiPhoneの機能を利用できるとされています。しかし、日本ではカーナビを利用する人のほうが圧倒的に多いようです。
また、CarPlayは対応する車種やカーナビでないと利用できません。CarPlayの利用を検討する場合は、車が対応しているかどうかを確認するとよいでしょう。
出典
政府広報オンライン やめよう!運転中の「ながらスマホ」違反すると一発免停も!
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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