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長距離移動が多いので、フロントガラスに「スマホホルダー」を付けてナビを利用しています。友人に「違反にならない?」と言われましたが、大丈夫ですよね…?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月17日 2時30分

長距離移動が多いので、フロントガラスに「スマホホルダー」を付けてナビを利用しています。友人に「違反にならない?」と言われましたが、大丈夫ですよね…?

スマートフォンのナビ機能は長距離移動の際に便利です。スマホホルダーを使い、運転中でも画面を確認しやすくしている人もいるでしょう。   しかし、フロントガラスにスマホホルダーを装着することについて、「違反ではないか?」と疑問を持つ人も少なくありません。   本記事では、フロントガラスへのスマホホルダー装着の是非や反則金の有無、そして適切な設置場所について解説します。

フロントガラスへの装着に関する規定

日本の道路運送車両の保安基準では、フロントガラスに所定の物以外は装着してはならないと定めています。そして、フロントガラスに装着していいとされるものとしては、ドライブレコーダーの前方用カメラ、車間距離を計測するレーダー装置などが挙げられます。
 
ただし、貼り付けていい物であっても、貼付場所については細かい定めを守らなければなりません。
 

フロントガラスにスマホホルダーを装着した場合に違反となる可能性は?

フロントガラスに装着できる物については道路運送車両の保安基準に定めがあるものの、スマホホルダーについては、この保安基準に明確に貼付が許可されている記載がありません。そのため、運転の安全性や視界の確保に影響を与える場合、違反となる可能性があります。
 
例えば、もしもスマホホルダーが視界を妨げる位置に設置されていると判断されると、「安全運転義務違反」などとされるかもしれません。「安全運転義務違反」となると、普通車の場合は反則金2点が加算されるほか、反則金9000円もかかります。
 
スマホホルダーによる視界の妨げが原因で事故を起こしてしまった場合などは、さらなる責任が問われる可能性もあるでしょう。
 
なお、視界が良好に保たれているとしても、運転中にスマホを注視するのは危険な行為です。スマホをナビとして使用中に注視している場合、「ながら運転」となってしまい、事故を起こしてしまったり罰則が課せられたりするかもしれません。
 
適切な場所に取り付けるとともに、安全に気をつけて運転しましょう。
 

スマホホルダーの適切な設置場所はどこ?

スマホをナビとして使用する場合、安全に気をつけることは前提としつつ、どこに取り付ければいいでしょうか?
 
法律上、問題がないスマホホルダーの一般的な取り付け場所としては、ダッシュボードの上、エアコンの吹き出し口、ドリンクホルダーなどが挙げられます。
 
なお、設置場所がダッシュボードの場合にはエアバッグの影響を与えないように、エアコンの吹き出し口の場合にはエアコンの性能に影響を与えないようになど、使用環境に応じて適切に設置することも大切です。
 
運転中の視界が遮られない場所に設置し、運転に集中しやすい環境を作りましょう。
 

まとめ

フロントガラスにスマホホルダーを装着する行為は、道路運送車両の保安基準に規定されている装置には含まれていません。また、視界を妨げる場所に設置している場合には違反となる可能性があります。
 
スマホホルダーを使用する際は、視界を遮らない適切な位置に設置することが重要です。安全運転のためにも、ダッシュボードやエアコンの吹き出し口など、安全性を確保できる場所にスマホホルダーを設置しましょう。
 

出典

国土交通省 道路運送車両の保安基準(2024年3月29日現在)
警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表
警視庁 交通違反の点数一覧表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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