スーパーのお米がいまだに「5キロ5000円」以上で驚き…!今後もお米は高いままなのでしょうか?
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月19日 4時40分
スーパーに行ってもお米がなかなか買えない時期を経験し、ようやく買えるようになったと思ったら大幅に値上げされている状況に、驚きを隠せない人もいらっしゃるでしょう。 お米が買えない時期はパンやうどん・パスタなどを主食にしていた家庭もあるかもしれませんが、いつまでもそのような状態が続くと不安を感じることもあるはずです。 本記事では、お米の価格の上昇率を確認するとともに、今後の予想や少しでも安く購入する方法についてご紹介します。
お米の価格はどれくらい上がったのか?
令和6年は前年の異常気象や生産人口の減少などにより、米の供給不足が続きました。お店では在庫切れ、インターネットでも価格が高騰しているという状況に頭を悩ませた人もいらっしゃるでしょう。
農林水産省が取りまとめた「令和6年産米の相対取引価格・数量」によると、令和6年11月における玄米60キログラム当たりの全銘柄平均価格は2万3961円ということです。
前月の2万3820円より141円上昇しており、令和5年11月と比較すると8721円高くなっています。割合にすると、この1年で57%も価格が上昇しているため、小売価格にも大きな影響を及ぼしていると考えられます。
実際に、令和6年産の新米は5キログラムで5000円を超える価格で販売されているケースもあるようです。
今後お米の値段は元に戻るのか?
お米の品薄状態はある程度解消されたように感じるかもしれませんが、価格高騰は続いています。「今後元の値段に戻ることはあるのか?」と不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
ひとつの考え方としては、お米の値段がすぐに元に戻ることはないとされています。肥料や燃料の高騰による生産コストの上昇を始め、今後またお米が不足状態になったときのために今から在庫を抱えている業者が増えてきていることなどが理由として挙げられています。
お米が「高くても売れる」状況になれば、より多くの在庫を抱えている業者がもうかることになるでしょう。
完全に元の値段に戻るまでは、しばらく時間がかかるかもしれません。
お米を少しでも安く購入する方法
お米の値段がすぐには元通りにならない可能性があるため、少しでも安く購入する方法にはどのようなものがあるのかを確認しておくことは大切です。知り合いにお米を作っている農家の人がいれば直接購入できるかもしれませんが、つてがない場合は難しいため、以下の方法を試してみることをおすすめします。
まず、インターネット通販で購入する方法です。通販サイトによってはまとめ買いすることで割引対象になったり、ポイント還元などの特典を受けられたりするところもあるため、お得に購入できる可能性があります。
また、お米は収穫時期によって価格が変わることもあるため、新米が出回る9~10月は価格が高く、その後落ち着く傾向があるようです。そのため、待てるのであればそれ以降を狙って購入した方が安く済むかもしれません。
お米の値段はすぐには戻らないと考えられる
お米の在庫切れや価格高騰による消費者への影響は大きく、今後どのようになっていくのか、価格は元に戻るのかなど不安に感じている人もいらっしゃるでしょう。
いまだに5キログラム5000円以上の値段で販売されていることもあるようなので、お米を主食としている家庭にとっては大きな痛手となっているかもしれません。
今後についてはさまざまな予測が立てられていますが、今後またお米が不足したときのために在庫を抱え込んでいる業者が増えてきていることもあり、すぐに元の値段に戻ることは難しいという考えもあるようです。
この状況でも、お米を少しでも安く購入できる方法を考えておくとよいでしょう。
出典
農林水産省 令和6年産米の相対取引価格・数量について(令和6年11月) 相対取引価格の推移(平成24年産~令和6年産)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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