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寒がりの妻は「エアコン」「こたつ」「電気ヒーター」を同時使用…さすがに来月の電気代は2万円を超えてしまうでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月19日 23時30分

寒がりの妻は「エアコン」「こたつ」「電気ヒーター」を同時使用…さすがに来月の電気代は2万円を超えてしまうでしょうか?

暖房器具にはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。部屋全体を暖めたいときはエアコン、体だけ暖まりたいときはこたつ、部分的に暖めたいときは電気ヒーターなど、状況に応じて使い分ける人もいらっしゃるかもしれません。   しかし、複数の暖房器具を同時使用する際に気になることといえば、電気代でしょう。   本記事では、エアコン、こたつ、電気ヒーターそれぞれにかかる電気代を計算するとともに、時間帯によって使い分けた場合の電気代も解説します。さらに、暖房器具の電気代をおさえるコツについてもご紹介しますので、参考にしてください。

「エアコン」「こたつ」「電気ヒーター」にかかる電気代

まずは、エアコンとこたつ、電気ヒーターそれぞれにかかる電気代を計算します。
 
暖房器具の電気代は、「消費電力(キロワット)×使用時間×電気代単価(円/キロワットアワー)」で算出可能です。電気代単価は、公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が目安としている「31円/キロワットアワー」を使用します。
 
以下の製品を例として、1時間あたりの電気代を比較しましょう。

【暖房時の消費電力915ワット(0.915キロワット)のエアコンの場合】
0.915キロワット×1時間×31円/キロワットアワー=約28円
 
【温度調節目盛「中」の場合の消費電力92ワット(0.092キロワット)のこたつの場合】0.092キロワット×1時間×31円/キロワットアワー=約2.9円
 
【消費電力1000ワット(1キロワット)の電気ヒーターの場合】
1キロワット×1時間×31円/キロワットアワー=31円

上記3つの暖房器具を同時に使用した場合の電気代は、1時間あたり約62円になります。
 

時間帯によって使い分けた場合の電気代

例えば、上記のエアコンを24時間つけっぱなしにし、さらにこたつと電気ヒーターを夜だけ4時間ほど使用した場合の電気代は、約800円です。これを1ヶ月(30日)に換算すると約2万4000円のため、今回の事例で心配されているように、2万円を超える可能性があります。
 
エアコン、こたつ、電気ヒーターすべてを12時間使用にした場合の電気代は約743円で、1ヶ月に換算すると約2万2290円になります。この場合も2万円を超える可能性があるため、特に電気代が高くなりやすい電気ヒーターの使用を控えるとよいかもしれません。
 

暖房器具の電気代をおさえるコツは?

暖房器具は、併用の仕方により電気代が高くなりがちなため、なるべく節約できるようにコツをおさえましょう。
 
例えば、暖房器具のフィルターをこまめに掃除することで、無駄な電力消費をおさえられる可能性があります。古い暖房器具のフィルターを掃除しても暖房効率が上がらないようなら、買い替えを検討するとよいかもしれません。近年は省エネ家電も多く登場しているため、そういったものに買い替えることで、節電効果が得られるでしょう。
 
また、電力会社や契約プランを見直すことで、暖房器具だけでなく家庭内の電気代を今よりおさえられるかもしれません。ライフスタイルに合ったプランへの変更も検討してみてください。
 

使用時間や組み合わせ方によっては、電気代が月2万円を超える可能性もある

寒い季節になると、エアコンやこたつ、電気ヒーターなどの暖房器具を同時に使用して、暖を取ることがあるかもしれません。
 
しかし、使用時間や暖房器具の組み合わせ方によっては電気代が高くなり、月2万円を超えるケースもあるようです。古い暖房器具を省エネ家電に買い替えたり、電力会社や契約プランを見直したりして、電気代をおさえましょう。
 

出典

公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 Q&A Qカタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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