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2024年、「冬のボーナス」はいくらもらった? ボーナスの上手な活用方法とは?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月21日 3時0分

2024年、「冬のボーナス」はいくらもらった? ボーナスの上手な活用方法とは?

一般的に、毎年12月に冬のボーナスが支払われます。2024年のボーナスは、例年に比べていかがだったでしょうか。今回は、冬のボーナスの見通しや、ボーナスの賢い使い方について解説します。

2024年、冬のボーナスはいくら?

ボーナスに関する調査は、さまざまな機関が行っています。
 
例えば、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が発表した「2024年冬のボーナス見通し」によると、2024年冬の民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)のボーナスは前年比+2.5%と4年連続で増加し、1人当たりの支給額は40万5573円の見込みとなっています。
 
また、同じ調査によると、2024 年の冬の国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)のボーナス(期末・勤勉手当)の平均支給額は、70万8200円(前年比+5.0%)と3年連続増加の見込みです。
 
一方、一般財団法人労務行政研究所の「東証プライム上場企業の2024年 年末一時金(賞与・ボーナス)の妥結水準調査」によると、東証プライム上場企業の全産業ベースでは、対前年同期比で3.4%増、83万5133円となっています。この金額は、1970 年に調査を開始して以来、過去最高額を更新しています。
 
なお、2024年夏のボーナスも、前年に比べて増加しています。物価高が続く日本ですが、ボーナスなどの収入も、物価高に追い付くように上がってきていると考えられます。
 

ボーナスの賢い使い方

毎月のお給与に加えてまとまったお金が手に入るボーナスは、私たちにとって大変貴重な収入です。1年頑張ったご褒美に、お金を使いたくなってしまうかもしれませんが、散財するとすぐになくなってしまいます。ボーナスを使う前に、賢い使い方を確認しておきましょう。


1. ローンの繰り上げ返済を行う
2. 資産運用を行う
3. 貯蓄をする

まず、住宅ローンが残っている人は、できるだけ早く完済するために繰り上げ返済を検討してみましょう。早く負債をなくせば、その分、支払わなくてはいけない利子を減らすことができます。家計においては、負債をなくすことが最優先に行うべきことです。
 
また、ローンがないという場合は、NISAやiDeCoなど、非課税で投資ができるお得な制度を利用して資産運用に挑戦してみましょう。
 
資産運用は、長期的に投資を行えば、大きくお金を増やすことができる可能性があります。ボーナスは臨時収入であり、毎月の生活費に回さなくてもよいお金です。投資元本として活用しやすいため、資産運用に充ててみましょう。
 
ボーナスの使い方が決まっていない方、ローンを完成済みの方、すでに資産運用を十分に行っている方は、貯蓄に回します。散在しないよう、ローンの使い方を決めていきましょう。
 
もちろん、いつも頑張っているご褒美として、外食をしたり、欲しかったものを買ったり、旅行に出掛けたりすることもよいでしょう。ただし、予算を決めておくことが大切です。基本的に、ボーナスでは、まず家計の負債を減らし、資産を増やすことを優先させましょう。
 

まとめ

2024年の冬のボーナスは、例年よりも増えた方が多いようです。しかし、いくら増えたからといっても、無計画にお金を使ってしまうとすぐになくなってしまいます。
 
ボーナスは、ローンの繰り上げ返済、資産運用、そして貯蓄に回すことで家計の状況が大幅によくなります。自分たちにとって有効なボーナスの使い方を、ぜひ検討してみましょう。
 

出典

三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 2024 年冬のボーナス見通し
一般財団法人労務行政研究所 東証プライム上場企業の2024年 年末一時金(賞与・ボーナス)の妥結水準調査
 
執筆者:下中英恵
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)、第一種証券外務員、内部管理責任者

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