年賀状の「お年玉くじ」で高額当選!? 税金や換金方法、準備するものなど注意すべき点を紹介

年賀状のお年玉くじで高額当選するのは、まさに新年の幸運そのものです。しかし、当選した賞品によっては税金がかかったり、受け取るための手続きが必要だったりする場合もあります。   本記事では、税金や賞品の交換方法、必要な準備物、さらには当選時に注意すべきポイントについて詳しく解説します。当選の喜びをスムーズに楽しむために、ぜひ参考にしてください。

年賀状のお年玉くじ、高額当選の賞品と税金の関係

年賀状のお年玉くじでは、高額当選の賞品として旅行券や電子機器、現金などが用意されています。
 
ここで気になるのが「税金」です。結論から言うと、年賀状のお年玉くじの賞品は「一時所得」と見なされます。ただし、一時所得には特別控除額（最高50万円）があるため、多くの場合、実質的に税金はかかりません。
 
ただし、複数の高額当選などで一時所得の総額が50万円を超える場合は、確定申告が必要になる可能性があります。具体的な税額や申告の必要性については、税務署に確認するのがおすすめです。
 

年賀状のお年玉くじの賞品交換方法と必要な準備物

年賀状のお年玉くじの賞品を受け取るには、所定の手続きが必要です。主な流れは、以下の通りです。
 

1. 郵便局で確認して郵便局へ行く

当選番号を確認したら、最寄りの郵便局に足を運びましょう。基本的に全国の郵便局で引き換えが可能ですが、1等と2等のような高額賞品の場合はその場で受け取ることはできません。
 

2. 身分証明書を持参して窓口で手続きを行う

お年玉賞品を受け取る際には、本人確認が求められます。運転免許証やマイナンバーカードなどの身分証を用意しておきましょう。
 
なお、未使用の年賀はがきでも当選していれば引き換えが可能です。
 

賞品交換時に注意すべきポイント

年賀状のお年玉くじの賞品交換には、いくつか注意すべき点があります。
 

・手続きの期限を確認する

年賀状のお年玉くじには、当選賞品の引き換え期限があり、通常は当選発表日から6ヶ月間です。2025年の場合は1月20日に当選番号が発表され、賞品の引き換え期間は2025年1月21日(火)～7月22日(火)までなので、忘れずに期限内に手続きしましょう。
 

・賞品受け取るときの注意点

高額賞品のなかには、電子マネーギフトや特殊切手集など、現金以外の選択肢があります。これらの賞品の使用方法や、有効期限について確認しましょう。また、1等の現金賞品は現金書留郵便で発送されるため、受取時の注意も必要です。
 

・個人情報の取り扱いに注意する

高額当選を周囲に知られることで、思わぬトラブルに巻き込まれる可能性があります。当選情報はできるだけ公にせず、慎重に対応することを心掛けましょう。
 

賞品の受け取りは準備を整えて当選を満喫しよう

年賀状のお年玉くじで当選した際には、事前の準備をしっかり整えることで、手続きや活用がスムーズになり、当選の喜びを存分に味わえます。まずは当選番号の確認を忘れないようにし、期限内に手続きを完了させることが大切です。
 
また、当選した賞品をどう活用するかを具体的に考えておくと、楽しみの幅が広がります。賞品を受け取る準備をすることで心の余裕を持って、賞品当選をよりポジティブに満喫しましょう。
 

出典

国税庁 No.1490 一時所得
日本郵便株式会社 Q. お年玉賞品を引き換えるにはどうすればいいですか？
日本郵便株式会社 お年玉賞品のご案内
 
執筆者：FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー