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友人の結婚式でご祝儀を「3万円」払ったけど、引き出物が「3000円」相当だった!これって相場なの?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月23日 4時40分

友人の結婚式でご祝儀を「3万円」払ったけど、引き出物が「3000円」相当だった!これって相場なの?

友人の結婚式に招待されて、ご祝儀を「3万円」包んだのに、もらった引き出物が「3000円」相当だったとしたら、「相場より少ないのではないか?」と疑問に思う方もいるでしょう。今回は、結婚式のご祝儀と引き出物の相場について、詳しく解説します。

引き出物とは

引き出物は、結婚式に出席したゲストへ感謝の気持ちを込めて、新郎新婦から贈られる物です。かつて、引き出物は披露宴で提供された料理の一部を折り詰めにして持ち帰り、家で待つ家族への「お土産」として渡されていたようです。
 
しかし、現在ではその意味合いが変わり、お祝いの気持ちやご祝儀に対するお礼としての役割が強くなっています。
 

引き出物の品数

結婚式の引き出物に関して、贈る品数は「奇数」にするのが一般的なマナーとされています。偶数を避ける理由は、偶数が「2で割り切れる」ということから、夫婦の別れを連想させるとされているためです。
 
そのため、ご祝儀の金額も3万円や5万円のような奇数がいいとされています。通常、引き出物にはメインの品物に加えて、お菓子やグルメギフトなどの「引き菓子」や縁起物として知られる「プラス1品」を合わせ、3品セットで贈るのが一般的です。
 
しかし、引き出物の品数に関しては正式なルールがあるわけではないので、必ずしも奇数である必要はありません。
 

引き出物の相場

結婚式の引き出物は、一般的にご祝儀額の約10%を目安に準備されます。通常、引き出物はメインの品物に加え、引き菓子や縁起物などを含む2~3品のセットとして用意され、1世帯ごとに贈るのが基本的なマナーです。
 
ご祝儀金額に見合う引き出物の相場ですが、3万円のご祝儀に対しては5000円~7000円、5万円のご祝儀の場合7000円~9000円程度となることが多いようです
 
したがって、3万円のご祝儀に対してメインの引き出物が3000円という金額は妥当といえます。しかし、引き菓子や縁起物を含めた引き出物全体の金額で見ると、3000円では相場よりやや低いと感じられるかもしれません。
 

地域によって引き出物の相場に違いがある

結婚式の引き出物の準備方法は、地域ごとに違いがあります。例えば、北海道では会費制の結婚式が一般的で、そのため引き出物を用意しないケースもあります。また、沖縄の伝統的な結婚式では招待者が多く、ご祝儀も1万円程度となるため、引き出物は1品のみで税抜き1000円程度が目安です。
 

3万円のご祝儀に対して引き出物が3000円程度であるのは、相場に沿った金額

結婚式の引き出物は、ご祝儀額の約10%が目安とされており、引き出物全体の費用にはメインの品物に加え、引き菓子や縁起物が含まれることが一般的です。3万円のご祝儀に対して、メインの引き出物が3000円程度の場合、相場内であると考えられます。
 
実際のデータや地域差を考慮すると、引き出物の内容や金額は新郎新婦の予算や慣習による部分も多く、一律ではありません。ただし、今回の例のように3000円相当の引き出物は、ご祝儀額とのバランスを大きく欠くものではないと言えます。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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