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トヨタ「センチュリー」と「ランドクルーザー」の自動車税はいくら?年間維持費に差はあるの?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月24日 8時40分

トヨタ「センチュリー」と「ランドクルーザー」の自動車税はいくら?年間維持費に差はあるの?

高級セダン「センチュリー」と、アウトドアに特化したSUV「ランドクルーザー」は、どちらもトヨタ自動車の代表的な車種です。   高級車であるだけに、これらの維持費に関して気になる点があるという方も多いのではないでしょうか。特に、自動車税はいくらかかるのか、年間維持費にはどれだけの差があるのかを知りたいという方もいるでしょう。   今回は、「センチュリー」と「ランドクルーザー」の自動車税を比較し、年間維持費にどのような違いがあるのかを紹介します。

「センチュリー」と「ランドクルーザー」の自動車税はいくら?

まず、自動車税についてみていきましょう。自家用乗用車の自動車税種別割は、エンジンの総排気量によって決まります。東京都主税局より、自動車税種別割の税額の早見表は表1の通りです。
 
表1

総排気量 自家用乗用車
令和元年10月1日以降
初回新規登録
令和元年9月30日以前
初回新規登録
電気自動車 2万5000円 2万9500円
1リットル以下 2万5000円 2万9500円
1リットル超~1.5リットル以下 3万500円 3万4500円
1.5リットル超~2リットル以下 3万6000円 3万9500円
2リットル超~2.5リットル以下 4万3500円 4万5000円
2.5リットル超~3リットル以下 5万円 5万1000円
3リットル超~3.5リットル以下 5万7000円 5万8000円
3.5リットル超~4リットル以下 6万5500円 6万6500円
4リットル超~4.5リットル以下 7万5500円 7万6500円
4.5リットル超~6リットル以下 8万7000円 8万8000円
6リットル超 11万円 11万1000円

出典:東京都主税局「自動車税種別割 7 税率(年額)」を基に筆者作成
 
トヨタ自動車株式会社によれば、「センチュリー」の総排気量は4.968リットルで、「ランドクルーザー“300”」は3.345リットル~3.444リットルです。
 
表1によると、「センチュリー」は総排気量「4.5リットル超~6リットル以下」に属し、令和元年10月1日以降初回新規登録の場合、年間の自動車税種別割の税額は「8万7000円」、「ランドクルーザー“300”」は総排気量「3リットル超~3.5リットル以下」に該当するため、年間の自動車税種別割の税額は「5万7000円」です。
 

「センチュリー」と「ランドクルーザー」の年間維持費の目安

表2に「センチュリー」と「ランドクルーザー“300”」の年間維持費の目安とその内訳をまとめました。
 
表2

センチュリー ランドクルーザー“300”
自動車税種別割
※令和元年10月1日以降
初回新規登録の場合
8万7000円 5万7000円
車検
費用
法定
費用
自賠責保険料
(本土の場合)
24ヶ月契約:1万7650円
12ヶ月契約:1万1500円
自動車重量税
※新車新規登録時
3年自家用:1万8700円
2年自家用:1万2500円
3年自家用:6万1500円もしくは7万3800円
2年自家用:4万1000円もしくは4万9200円
印紙代
※新規・持ち込み検査時
2600円
車検基本料金 業者によって異なり、5万円~10万円前後
ガソリン費用
※ハイオクガソリンの単価は
令和6年11月18日時点の
店頭小売価格約186円/Lとする
【燃費12.4km/Lのモデルの場合】
年間走行距離
3000km:約4万5000円
5000km:約7万5000円
8000km:約12万円
【燃費8.0km/Lのモデルの場合】
年間走行距離
3000km:約6万9750円
5000km:約11万6250円
8000km:約18万6000円
任意保険料 7万円~
メンテナンス費用 10万円程度
年間維持費 約38万円~52万円 約40万円~61万円

※筆者作成
 
表2より、自動車税種別割は「ランドクルーザー“300”」の方が安いですが、最終的な年間維持費は「センチュリー」の方が抑えられているということが分かります。
 
なお、車検基本料金やメンテナンス費用など、業者によっても費用は変動するため、あくまで目安として参考にしてください。
 

使用目的に合わせて車選びをしよう

「センチュリー」と「ランドクルーザー」はいずれもトヨタ自動車の代表的な車種ですが、維持費には違いがあります。「センチュリー」は燃費がよく、一般的な使用条件下では維持費が抑えられる傾向にありますが、故障やメンテナンス費用によって変わることもあります。どちらの車を選ぶかは、使用目的に合わせて考えることが大切です。
 
高級感と快適さを求める方には「センチュリー」、アウトドアを楽しみたい方には「ランドクルーザー」がおすすめです。
 

出典

東京都主税局 自動車税種別割 7 税率(年額)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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