ホテルに宿泊した際、「アメニティー」を持ち帰ってよいのか迷います。持ち帰っても大丈夫なものとそうでないものを教えてください
ファイナンシャルフィールド / 2025年1月24日 5時20分
ホテルに宿泊すると、さまざまな「アメニティー」が用意されています。歯ブラシやシャンプーなど便利なアイテムがそろっていますが、「これって持ち帰っていいのかな?」と悩むことはありませんか? 実は、持ち帰ってよいものとダメなものが明確に分かれており、それを知らないと予想外の追加料金を請求されることもあります。 本記事では、持ち帰っても問題ないもの、持ち帰りNGなもの、そしてその理由について詳しく解説します。マナーを守って、快適なホテル滞在を楽しむための知識を身につけましょう。
ホテルのアメニティーとは? 提供される理由を理解しよう
ホテルのアメニティーとは、宿泊客が快適に過ごせるように用意されたサービス品や消耗品を指します。
例えば、歯ブラシやシャンプー、ボディーソープなどは日常的に使うアイテムなので、多くのホテルで無料提供されています。これらのアイテムは、宿泊客の利便性を考慮して準備されており、荷物を軽くしたい旅行者や必需品を忘れた宿泊客にとって便利です。
ただし、アメニティーには「持ち帰ってもよいもの」と「宿泊中だけ利用するもの」があります。持ち帰り可能かどうかは、ホテルのルールやアメニティーの性質によって異なります。このルールを知ることで、余計なトラブルを避けられます。
持ち帰ってOKなもの、NGなものをチェック!
ホテルに用意されているアメニティーは、全て持って帰りたくなる人もいるでしょう。
しかし、「どれが持ち帰り可能なのか」を知るのは意外と大事です。実際には、持ち帰りOKなものとNGなものが分かれており、ホテルのルールを守ることが快適な滞在の第一歩です。ここでは、具体的な例を挙げながらその違いを解説します。
持ち帰ってもOKなもの
多くのホテルでは、以下のような消耗品は宿泊料金に含まれており、持ち帰りが許可されています。
・歯ブラシ、歯磨き粉
・シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、化粧水(個別包装のもの)
・石けん
・シャワーキャップ、ヘアブラシ、ヘアゴム(個別包装のもの)
・カミソリ、綿棒、コットン(個包装のもの)
・ボディータオル、フェイスタオル、スリッパ(使い捨てのもの)
これらのアイテムは消耗品として提供されており、次の宿泊客が使うことを想定していません。そのため、多くのホテルでは持ち帰りが許可されています。また、ホテルによってはロゴ入りの薄手のタオルや文房具など、宣伝効果を期待して持ち帰りを認めている場合もあります。
また、近年はアメニティーの廃棄による環境への配慮から、必要なアメニティーを選んで受け取るスタイルの「アメニティーバイキング」を導入するホテルが増えています。
持ち帰りNGなもの
一方で、以下のようなアイテムは宿泊費に含まれていない「ホテルの備品」であり、持ち帰ると料金を請求されることがあります。
・バスタオル、バスローブ
・ハンガー
・ドライヤー
・枕、寝具類
・コーヒーカップやグラス
・アイロン
・灰皿
これらのアイテムは再利用されるため、持ち帰りはマナー違反になるだけでなく、高額な追加費用を請求されるリスクがあります。
持ち帰りNGなものを持ち帰るとどうなる?
持ち帰りNGのアメニティーを知らずに持ち帰ってしまうと、後日クレジットカードに請求が反映されることもあるため注意が必要です。ホテルでは、持ち帰りNGなアイテムが不足している場合、スタッフが清掃時にチェックを行います。
多くのホテルではアイテムの不足が確認されると、客室の在庫管理システムに記録され、追加料金として請求される仕組みです。追加料金はホテルによって異なりますが、特に高級ホテルではタオルやバスローブが高品質なため1枚数千~数万円に及ぶなど、高額になる傾向にあります。
予期せぬ出費を避けるためにも、これらのアイテムは持ち帰らず、滞在中のみ使用するようにしましょう。
持ち帰りOKか迷った場合は?
ホテルによっては、部屋に置かれている案内書などにアメニティーの利用ルールや注意事項が明記されている場合があります。持ち帰り可能かどうか迷った場合は、ホテルのフロントスタッフに直接確認しましょう。
また、事前にホテルの公式ウェブサイトをチェックするのも有効です。このように、ホテルが提供する情報を活用すれば、迷うことなく適切な判断ができるでしょう。
マナーを守って快適なホテル滞在を
ホテルのアメニティーには、宿泊料金に含まれて自由に持ち帰れるものと、持ち帰ると追加料金が発生するものがあります。歯ブラシや個包装のシャンプーのような消耗品はOKですが、バスタオルやバスローブ、ヘアドライヤー、枕のような備品はNGです。
もし迷った場合は、部屋に置かれている案内書などを確認したりスタッフに尋ねたりすることで、トラブルを未然に防げます。
マナーを守ってホテル滞在を楽しむことで、気持ちよく次の旅行や宿泊を迎えることができます。余計な出費を防ぎながら、快適な時間を過ごしましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
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