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2024年の「冬ボーナス」は、実際いくらだった? もっとも高いのは50代前半男性の「81万6478円」という結果に

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月25日 4時40分

2024年の「冬ボーナス」は、実際いくらだった? もっとも高いのは50代前半男性の「81万6478円」という結果に

多くの企業では、12月に冬のボーナスが支給されます。支給前には「今年のボーナスはいくらになるのか」といった話題が増えますが、実際の支給額はどの程度だったのでしょうか。   2024年の冬のボーナスについて、平均額や年齢・性別・企業規模別のデータ、さらに公務員の事情を見ていきましょう。

2024年冬のボーナスの平均額

株式会社DONUTSが提供するバックオフィス支援クラウドERPシステム、「ジョブカン」から抽出されたデータによると、2024年の冬季ボーナスの平均支給額は50万2656円でした。
 
2023年の冬季ボーナスの平均支給額は43万円、2022年は41万7000円ですので、過去2年と比べると平均としては1割以上増加しています。
 

性別・年齢別・企業規模別の平均額

全体の平均支給額は50万2656円ですが、性別、年齢別、企業規模別でみると、それぞれ決して小さくない差があります。
 
まず性別ですが、男性の平均支給額は61万8000円、女性は35万2000円です。
 
次に、年齢別に見てみると、基本的には年齢が上がるほど支給水準は高くなり、最大値になるのは50~54歳で67万1430円でした。なお、その後は55~59歳では若干下がり、多くの人が定年を迎える60歳以降になると40万円台以下まで減少していきます。
 
さらに、性別・年齢別に冬季ボーナスの平均支給額を見ると、男女ともに50~54歳に支給額の最大値を迎え、男性は81万6478円、女性は43万8172円となっています。
 
また、ボーナスの支給水準は企業規模によっても異なり、企業規模ごとの平均支給額は次のとおりです。
 

・1~29人:47万6994円
・30~99人:46万7316円
・100~299人:49万3538円
・300~499人:41万4694円
・500人以上:59万8914円

 
「500人以上」規模の企業の冬季ボーナス平均支給額が一番高く、「300~499人」規模の企業の支給額が一番低い結果となりました。
 

公務員のボーナスはいくら?

民間だけでなく、公務員の2024年冬のボーナスがいくらだったのか気になる人もいるでしょう。
 
内閣人事局によると、管理職を除く行政職職員の平均支給額は約65万2800円でした。2023年冬ボーナスは約67万4300円でしたので、前年と比べて約2万1500円(3.2%)減という結果です。
 
ただし、今回の冬ボーナスでは法改正が間に合わなかったため、給与法改正案成立後に別途追加分が支給されます。支給額を加味すると、2024年冬季ボーナスの平均支給額は約72万2000円となり、対前年同期比ではプラス7.1%です。
 

ボーナスに対する満足度にはフィードバックが大きく関係している

2024年の冬季ボーナスでは昨年よりも平均としては支給水準が上がっているものの、物価高などもあり、その金額に満足している人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
 
マイナビによると、ボーナスの「満足度」については、単純な金額以外が強く影響しているようです。マイナビでは、ボーナスの納得度は「ボーナス額」ではなく、「フィードバックの有無」と相関があるとしています。
 
一度自身ではどうか考えてみるのも良いかもしれません。
 

まとめ

2024年の冬のボーナスは、平均で約50万円となっていますが、年齢、性別、企業規模、公務員か民間企業かによって差が見られます。これらのデータをもとに、改めて自分の立ち位置を踏まえ、今後の頑張りに生かしてみるのも良いでしょう。
 

出典

株式会社DONUTS ジョブカン 冬季賞与に関する実態調査
内閣官房内閣人事局 令和6年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給
株式会社マイナビ 2024年冬ボーナスと転職に関する調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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