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40代の会社員だけど、貯金は「10万円」だけ! 同僚に「毎日コーヒー買うのやめたら?」と言われたけど、1杯たった「330円」なのに効果はあるの?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月25日 4時40分

40代の会社員だけど、貯金は「10万円」だけ! 同僚に「毎日コーヒー買うのやめたら?」と言われたけど、1杯たった「330円」なのに効果はあるの?

毎日普通に暮らしているはずなのに、なかなかお金が貯まらずに苦労している人はいませんか? もしかすると、日常のなかで何げなく支払っているコーヒー代に代表される「ラテマネー」に原因があるかもしれません。   本記事ではラテマネーの言葉の意味と、毎日のように喫茶店でコーヒーを飲む人はどれくらいのお金を使ってしまっているのか、生活習慣を変えずに節約する方法の例を解説します。

無意識にしている無駄遣い「ラテマネー」とは

ラテマネーとは、1杯のラテ(コーヒー)ほどの少額の出費のことです。「出勤前のバス停で飲む1杯の缶コーヒー」のように、何げなく繰り返し使っている少額のお金を指します。
 
コーヒー代に限らず、コンビニで購入するお菓子やタバコ、ゲームの課金など、日常的に支払っている少額のお金は「ラテマネー」に分類されます。
 
1回の支払額はわずかなので罪悪感がないのが、ラテマネーの特徴です。毎日のように出費することがルーティンになると積み重なって大きな支出になり、家計を圧迫する原因になります。
 

コーヒーを毎日カフェで購入する人はどれくらいのお金を使っている?

ここでは、ラテマネーの典型的なモデルケースとして、コーヒー好きな人が1日1杯のコーヒーを購入している場合に無駄遣いしてしまっている金額を計算してみます。
 
人気のコーヒーチェーン「ドトールコーヒー」では、ブレンドコーヒー1杯の価格が税込330円(Mサイズ)です。
 
出勤時に1杯のブレンドコーヒーを毎日購入していると仮定すると、週5日で1650円。月20日の出勤では6600円をラテマネーとして費やしていることになります。年間(250日出勤と仮定)では8万2500円と、かなりの無駄遣いになっていることが分かるでしょう。
 
出勤前に喫茶店でコーヒーを購入する習慣をやめるだけで年間約8万円の節約になり、その金額を貯金に回せば、タイトルにある「10万円」に近い額を貯められます。
 

コーヒーを飲みながら節約できる方法とは

意識的にラテマネーを排除することで貯金できる金額を増やすことができますが、一方で「大好きなコーヒーを毎日嗜む」というルーティンが毎日の生活に安らぎを与えてくれることもあるでしょう。節約のためにと無理にやめてしまうとかえってストレスになることがあります。
 
コーヒーをやめたストレスで別の買い食いをしてお金を使ってしまったら本末転倒です。ストレスなく無駄遣いをなくすには、単にやめる方法のほかに「別の方法でコーヒーを用意する」ことも検討しましょう。
 
例えば楽天のネットスーパー「楽天マート」では、UCC上島珈琲の「職人の珈琲 ワンドリップコーヒー まろやか味のマイルドブレンド」が18杯分で税込592円です(2025年1月時点)。毎日のコーヒーをドトールコーヒーから切り替えれば、1杯あたり約33円でコーヒーを楽しめます。
 
2杯分をドリップして水筒に詰めて持っていくと仮定しても、1日あたりの出費は66円、月20日の出勤で1320円、年250日でも1万6500円しかかかりません。ドトールコーヒーから切り替えると年間で6万6000円の節約になり、コーヒーを楽しみながらしっかり貯金をすることができます。
 

まとめ

ラテマネーでどれくらい損をしているかは毎日出費している内容によっても異なりますが、ただ習慣をやめてしまうとかえってストレスになって長続きしない可能性があります。ラテマネーを節約に回したい人は、お金を節約しながら、同じルーティンを続けられる代替案がないか検討してみましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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