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床暖房をつけっぱなしで「3日間」家を空けてしまった…!電気代はどれくらいかかっているのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2025年1月30日 5時0分

床暖房をつけっぱなしで「3日間」家を空けてしまった…!電気代はどれくらいかかっているのでしょうか?

冬場は足元が冷えるため、床暖房を使用しているご家庭もあるでしょう。寒い冬にかかせない床暖房ですが、不在時につけっぱなしにしてしまった場合に気になるのは電気代です。   そこで本記事では、3日間床暖房をつけっぱなしにした場合の電気代について検証し、床暖房にかかる電気代の節約ポイントも解説します。

床暖房の種類

床暖房には大きく分けて、電気式と温水式の2種類があります。
 

電気式の床暖房

電気式は床下に設置する発熱線や発熱体に電気を通して部屋を暖め、熱源は電熱線式、蓄熱式、PTCヒーター式などがあります。


メリット:初期費用が安い、部分的に設置できる、メンテナンスがほぼ不要
デメリット:ランニングコストが高くなる可能性にある、立ち上がりが遅い、温度ムラが発生する可能性がある

 

温水式の床暖房

温水式は床下に設置するパイプに温水をめぐらせて暖める方法で、温水を作る方法はガス式、ヒートポンプ式、灯油式などがあります。


メリット:ランニングコストが安い傾向にある、立ち上がりが早い、温度ムラが少ない
デメリット:初期費用が高くなる傾向にある、部分的な設置は不向き、定期的なメンテナンスが必要な場合もある

床暖房を設置する場合に、初期費用を安くおさえたいなら電気式、ランニングコストを安くおさえたいなら温水式がよいかもしれません。ただし、電気式・温水式のどちらもメリット・デメリットがあるため、予算・設置場所・設置面積に応じて選ぶとよいでしょう。
 

3日間床暖房をつけっぱなしにしてしまった場合の電気代

床暖房の電気代は電気式と温水式で大きく異なり、電気式のほうが温水式に比べて2倍程度かかるといわれています。今回は、電気式の床暖房にかかる費用を見ていきましょう。
 
ある床暖房(10畳用)を次の条件で1ヶ月使用した場合の電気代は、約8400円とされています。
 

<条件>

・室温:20度
・床暖房の設定温度:30度
・電気料金単価:31円/キロワットアワー(税込み)
・1日の使用時間:8時間

 
この金額を1時間に換算(1ヶ月を30日として計算)すると約35円です。3日間(72時間)電気式の床暖房をつけっぱなしにした場合の電気代は、約2520円かかることが分かります。
 
ただし、実際の電気代は使用状況や環境により異なりますので、今回の結果は目安として参考にしてください。
 

床暖房にかかる電気代を節約するポイント

床暖房にかかる電気代を少しでも節約するためには、次のポイントを意識してみましょう。


・電源のオンオフを繰り返さない
・省エネモードを利用する
・床の上にできるだけカーペットや家具を置かない
・ほかの暖房器具を併用する
・電力会社の切り替えを検討する

床暖房で最も電気代がかかるのは電源をつけた後、部屋が暖まるまでの間です。部屋が一度暖まった後はそこまで電気を消費しないため、電源のオンオフは最小限にとどめましょう。
 
また、床にカーペットや家具があると暖房効率が下がります。エアコンなどほかの暖房器具も併用すると、床暖房だけより部屋が早く暖まり電気代の節約につながるでしょう。
 

床暖房は自分にあったものを選び、賢く節約していこう

床暖房には、電気式と温水式の2種類があります。本記事の試算では、電気式の床暖房を3日間つけっぱなしにした場合の電気代は約2520円かかることが分かりました。
 
床暖房にかかる電気代を節約するためには、電源のオンオフを最小限にする、省エネモードを利用する、ほかの暖房器具も併用するなどの工夫をしてみましょう。
 
また、外出時や長期間家を空ける際に床暖房の電源を消し忘れないよう、可能であればタイマー機能を活用すると無駄なガス代を払わずに済みます。今回ご紹介した方法を参考に、床暖房にかかる電気代を賢く節約していきましょう。
 

出典

公共社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A Qカタログなどに載っている電力料金の目安単価とは何ですか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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