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「ロレックスは資産になるから」と、ボーナスで買い集める父。中古だと買値よりは安くなると思うのですが、本当にそれだけの「価値」があるのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2025年2月6日 4時30分

「ロレックスは資産になるから」と、ボーナスで買い集める父。中古だと買値よりは安くなると思うのですが、本当にそれだけの「価値」があるのでしょうか?

ロレックスといえば、世界一有名な時計といっても過言ではないでしょう。高級感がありステータスもあるロレックスは、時計好きでなくとも「いつかは持ちたい」と憧れる時計のひとつではないでしょうか。   そんな高級時計ロレックスですが、「ロレックス投資」という言葉を聞いたことはありますか。一般的に中古品の時計を売買する場合は、新品を購入したときよりも価格が落ちるものですが、ロレックスの場合は値が落ちないため資産になるというものです。なぜロレックスは値が落ちないのでしょうか。   本記事ではロレックスが資産として有効な理由について解説していきます。

ロレックスとは

ロレックスは、スイスのジュネーブに本社を構えた時計製造会社です。1905年にドイツ人のハンス・ウイルスドルフによって創設され、1910年にはロレックスの時計がビエンヌにあるスイスクロノメーター歩度公認検定局から、腕時計として初めて「クロノメーターの公式証明書」を与えられています。
 
また1914年には、イギリスのキュー天文台から「A級証明書」が与えられるなど、性能が高い優秀な時計として認められてきました。このように時計としての技術やパフォーマンスはもちろん、そのブランドとステータスからロレックスは世界中で愛されている時計のひとつなのです。
 

ロレックスが高価なのはなぜ?

ロレックスは数々の「証明書」からもわかるように、技術を惜しみなく詰め込んだ時計です。
 
代表的なものとして「防水機能のオイスターケース」、「自動巻きのパーペチュアル」、「日付が自動で変わるデイトジャスト」が3大発明と言われ、腕時計業界に革命をもたらしました。この高い完成度のための開発コストが、時計の価格として反映しているといえます。
 
また、一般的に広く使われている時計は、大量生産され使い捨てを前提としているのに対し、ロレックスの時計は「長く使い続けられる時計」であるために、職人が丁寧に手作業で生産しています。この職人の技術力と人件費も時計の価格が上がる要因でしょう。
 

ロレックスが資産になる理由

ロレックスが資産になると言われるのには、いくつか理由があります。まず挙げられるのが、時計としての性能やクオリティの高さです。ロレックスは中古品であっても経年劣化しにくいため、「時計としての価値」が下がりにくいといえるからです。
 
また、ロレックスは大量生産をおこなっていないため、生産本数が限られており、さらに限定モデルや生産量が少ないモデルもあるため、希少価値の高さも挙げられます。ロレックスは供給よりも需要のほうが多く、新品の本数自体が少ないので、新品を購入することが困難といわれます。
 
そのため「中古品であっても欲しい」と思う人が多いこと、特にレアモデルは中古であってもプレミア化して価格が落ちにくいといった理由から、「ロレックスは価値が落ちず、資産になる」と言われるのです。
 

ロレックスはこれからも価格が高騰し続ける可能性も

社会的な経済状況によって中古品の取引価格のアップダウンはあるものの、「ロレックス」というブランドの技術や実績、圧倒的な地位を考えると、これからもロレックスの価値が急降下することは考えにくいでしょう。
 
また、「ロレックス投資をしたい」と考える人が増えれば増えるほど、ロレックスの取引額は上がっていくことが予想されるため、今後も値上がり続けていく可能性は十分あります。ただし、「投資に絶対」はないので、リスクも加味して、無理ない範囲で行うようにしましょう。
 

出典

ロレックス ロレックスについて
 
執筆者:渡辺あい
ファイナンシャルプランナー2級

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