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青森から「北海道」へ旅行したい! 津軽海峡は「フェリー」と「青函トンネル」どちらで通るべき? 費用や時間を比較

ファイナンシャルフィールド / 2025年2月6日 4時40分

青森から「北海道」へ旅行したい! 津軽海峡は「フェリー」と「青函トンネル」どちらで通るべき? 費用や時間を比較

旅行を計画する上で欠かせないのが「移動手段の選択」です。こだわりポイントは人それぞれですが、料金や所要時間で選ぶこともあるでしょう。例えば青森から北海道の函館に行きたい場合、フェリーと青函トンネルのどちらで向かうとよいのでしょうか。   本記事ではそれぞれの費用や時間、メリットを比較します。ぜひ参考にしてみてください。なお、金額や所要時間などは2025年1月時点の情報を記載しています。

津軽海峡フェリーを利用する場合の所要時間はおよそ3時間40分で料金は2860円~

青森から函館に移動する場合の移動手段として、津軽海峡フェリーを利用する場合、所要時間は3時間40分ほどで料金は2860~7830円です。料金は乗船日によって変動するシステムとなっており、最も安価な「スタンダード」等級は2860~3850円です。
 
また、海を眺めながらくつろげる「ビューシート(3400~4630円)」、設備の整った「コンフォート(3950~5420円)」、トイレやシャワールームまで完備された「スイート(5630~7830円)」といったより快適な移動ができる等級も準備されています。
 
なお、フェリー移動には「青函フェリー」という選択肢もあります。同フェリーは主に「車両輸送」をメインに運航していたこともあり、必要最小限のサービス提供による移動となります。少しでもコストを抑えた移動をしたい人にはこちらも選択肢に入ります。今回はより旅客用といえる津軽海峡フェリーにて比較計算しています。
 

青函トンネルを利用する場合の所要時間はおよそ57分で料金は7190円

新青森駅から新函館北斗駅へ青函トンネル(JR新幹線)を利用した場合、所要時間は57~62分ほどで料金は7190円です。前項のフェリーでの移動と比べると非常に早く、およそ1時間で移動できるようです。
 

津軽海峡フェリーと青函トンネルそれぞれの移動手段の比較

津軽海峡フェリーで移動する場合と青函トンネルを利用して移動する場合のそれぞれのメリット・デメリットを見てみましょう。
 

津軽海峡フェリーで移動する場合

津軽海峡フェリーで移動する場合のメリットは、「料金が安いこと」です。青函トンネルでの移動と比較すると、時期によっては半額以下で移動することができます。また、「フェリーから海の景色を楽しめること」もメリットです。
 
一方デメリットは、「乗船時間の長さ」です。およそ3時間40分の乗船になるため、目的地で過ごせる時間は短くなります。
 
また、船での移動になるため、船酔いの可能性も考慮しておきましょう。津軽海峡フェリーは横揺れ防止装置(フィンスタビライザー)により波の揺れを軽減する構造になっていますが、船酔いが不安な人は酔い止め薬を用意しましょう。
 

青函トンネルで移動する場合

青函トンネルで移動する場合のメリットおよびデメリットは前述の津軽海峡フェリーで移動する場合との裏返しです。青函トンネルで移動する場合のメリットは「移動時間が短いこと」です。フェリーよりも大幅に短い時間で移動できます。一方でデメリットは「料金が比較的高いこと」です。
 

まとめ

本記事では青森から北海道の函館に行く場合、フェリーと青函トンネルのどちらで向かうとよいかを比較しました。移動先での旅程や道中の移動に何を求めるかによっても、選択する交通手段は異なるはずなので、本記事は一つの参考にしてください。
 

出典

津軽海峡フェリー
 
執筆者:小林裕
FP1級技能士、宅地建物取引士、プライマリー・プライベートバンカー、事業承継・M&Aエキスパート

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