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3人家族で食費が「3万円」って厳しいですよね。実際に実現しようとしたら1日いくらで生活することになるのですか?

ファイナンシャルフィールド / 2025年2月6日 2時40分

3人家族で食費が「3万円」って厳しいですよね。実際に実現しようとしたら1日いくらで生活することになるのですか?

「3人家族で月3万円の食費」という話を耳にすると、現実離れしているように思う方も多いでしょう。本記事では、3人家族の平均的な食費を紹介します。また、月3万円が世間一般と比較してどのくらい節約できているかを確認するとともに、月3万円の食費を達成するための具体的な節約方法を考えていきます。

3人家族の平均的な食費

総務省が行っている調査「2023年度家計調査」より、3人家族の平均的な食費を表1にまとめました。
 
表1

穀類 6806円
魚介類 6114円
肉類 8460円
乳卵類 4469円
野菜・海藻 9061円
果物 3062円
油脂・調味料 4042円
菓子類 7390円
調理食品 1万3364円
飲料 5708円
酒類 3674円
外食 1万3408円
合計金額 8万5557円

出典:家計調査「家計収支編二人以上の世帯詳細結果表」より筆者作成
 
同調査では、3人家族の平均的な食費は8万5557円という結果でした。なお、この金額には、自宅での調理費用だけでなく、外食や菓子類、飲料なども含まれています。家族全員がバランスよく食事を楽しむための標準的な金額といえるでしょう。
 
調査結果と比較すると、月3万円という食費は平均の約3分の1に抑えられており、非常に高い節約意識が必要と考えられます。無理なく健康を維持しながら月3万円で生活するためには、相応の工夫が求められるでしょう。
 

食費が月3万円の場合1日1000円でやりくりしている

3人家族で食費が月3万円であれば、1日あたり約1000円でやりくりしていることになります。さらに1食分に分けて考えると、1食あたり約333円で3人分の食事を用意している計算です。この金額で食事を作るためには、食材の選び方や調理法に工夫を凝らすことが欠かせません。
 

食費を節約するためのポイント

ここでは、自炊を前提として、月3万円の食費を目指すための節約方法を紹介します。
 

単価の安い食材を利用する

食費を抑えるためには、単価の安い食材を意識して選びましょう。例えば、肉類であれば牛肉よりも豚肉、豚肉よりも鶏肉の価格が安い傾向です。ほかにも、もやしやちくわ、豆腐、納豆など、価格の安い食材をメインに購入するとよいでしょう。安い食材を使った料理のレパートリーを増やしておくことで、自炊がしやすくなります。
 

レシピを決めてから食材を購入しない

料理に慣れていなければ、レシピを決めてから必要な食材を買うことが多いかもしれませんが、一度の買い物ですべての材料をそろえようとすると費用がかさんでしまう場合があります。また、旬ではない食材や、価格が上がっている食材、必要な調味料などをまとめて購入すると、予想以上の出費になることも少なくありません。
 
節約を意識するなら、まずはスーパーで売られている食材をチェックしましょう。その日に安く売られている食材をメインに、自宅にある食材や調味料と組み合わせた献立を考えてみてください。料理に慣れていなければ難しいかもしれませんが、シンプルな料理から徐々に慣れていくのがおすすめです。
 

ポイントが貯まる支払い方法を利用する

食費を節約する方法として、支払い方法の見直しも一つの手段です。キャッシュレス決済を活用すると買い物のたびにポイントが貯まり、まとまったポイントが貯まれば次回の買い物で使えます。ポイントを利用して食材を購入すれば、実質的に節約が可能です。
 
また、家計簿アプリと連携できる決済サービスを利用すれば、支出の管理が簡単になります。どの項目にいくら使ったか確認しやすくなるため、無駄遣いが減るでしょう。ほかにも、キャッシュレス決済を中心にすると、ATMで現金を引き出す手数料を削減できる点も見逃せません。小さな積み重ねが、月の節約額に大きな差を生み出します。
 

食費を月3万円に抑えるためには1日1000円で家族3人分用意する必要がある

1日あたり約1000円で家族3人分の食事を用意すれば、食費を月3万円に抑えられます。ただし、限られた予算の中で健康的な食生活を維持するためには、安価な食材を活用する工夫や、特売品をもとに献立を考える柔軟性が求められます。また、キャッシュレス決済を活用したポイントの貯蓄や家計管理など、支払い方法の見直しも節約には欠かせません。
 
小さな工夫を積み重ねていけば、家計の負担を減らしながら目標を達成することが可能です。日々の生活の中で無理なく取り入れられる節約術を試して、より充実した生活を目指しましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口 家計調査家計収支編二人以上の世帯詳細結果表
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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