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電気代は「夜間」と「昼間」で違うといいますが、どれくらい違うのでしょうか? エアコンを昼間つけた時と夜間つけた時の料金差を知りたいです。

ファイナンシャルフィールド / 2025年2月6日 5時40分

電気代は「夜間」と「昼間」で違うといいますが、どれくらい違うのでしょうか?  エアコンを昼間つけた時と夜間つけた時の料金差を知りたいです。

多くの電力会社では、昼間と夜間の料金に差を設けたプランを提供しています。そのようなプランを選択した場合、昼間と夜間でどのくらい料金の差があるのか気になるものです。   本記事では、昼間と夜間で電気料金がどのくらい変わるのか、エアコンを使用する場合の具体的な料金差を解説するとともに、エアコン代を節約するためのポイントを紹介します。

時間帯によって電気料金が変動するプランがある

時間帯によって電気料金が異なるプランが存在します。そのようなプランを利用すれば、夜間の電気料金が安くなる傾向が多く、家庭での電力消費を効率的に管理することが可能です。
 
一方、近年では昼間のほうが安くなるプランも登場しています。時間帯で電気料金が変動するプランをライフスタイルに合わせて選ぶことで、電気代を大幅に節約できる可能性があります。
 

安くなる時間帯以外は割高になる点に注意

電気料金が時間帯によって安くなるプランは、安い時間帯以外は割高になる場合がほとんどです。
 
そのため、ライフスタイルに合わないプランを選択してしまうと電気代が高くなってしまうこともあります。プランを変更する際には、ただ単に「安くなる時間帯」を見て決めるのではなく、自分や家族の生活スタイルをしっかりと把握することが大切です。
 

昼間と夜間でエアコンの電気料金がどのくらい変わるか

昼間と夜間の電気料金が異なる場合、エアコンの電気料金にも大きな差が生じます。今回は、昼間よりも夜間のほうが電気料金が安くなるプランに加入している場合の、エアコンの電気料金を計算してみましょう。計算するための条件は以下の通りです。


・昼間の電気料金:42~49円/kWh
・夜間の電気料金:31~34円/kWh
・エアコンの消費電力:0.7kW(700W)
・稼働時間:8時間/日
・使用期間:1ヶ月(30日)

 
昼間の電気代:
0.7kW×42~49円/kWh×8h=約235~274円/日
1ヶ月で約7050~8220円

 
夜間の電気代:
0.7kW×31~34円/kWh×8h=約174~190円/日
1ヶ月で約5220~5700円

 
昼間と夜間では、1ヶ月で約1350~3000円の電気代の差が生じると分かりました。時間帯を考慮したエアコンの使用は、大きな節約につながるでしょう。
 

時間帯以外でエアコン代を節約するポイント

ここでは、料金プラン以外でエアコン代を節約するためのポイントを紹介します。
 

エアコンのフィルターは定期的に掃除する

冷暖房の効率を維持するために、エアコンのフィルターは2週間に1回ほどのペースで掃除しましょう。水洗いや掃除機でほこりは吸い取ればきれいになります。フィルターが目詰まりしていると冷暖房の効果が下がり、余計に電力を消費してしまいます。
 
例えば、2.2kWの6畳用のエアコンフィルターを定期的に掃除すると、年間で31.95kWhの省エネが可能で、年間で約990円の節約が可能です。
 

サーキュレーターや扇風機で空気を循環させる

空気には、温まると上昇し冷えると下降する性質があります。そのため、冷房を使用する際には部屋の下側が冷え、暖房を使用する際には部屋の上側が温まる「温度ムラ」が発生します。
 
そのため、エアコンは部屋全体が設定温度に達していないと判断し、余計に電力を消費してしまうのです。
 
効率よく部屋を設定した温度にするためには、扇風機やサーキュレーターなどで部屋全体の空気を循環させる仕組みを作りましょう。空気が循環することで、効率よく部屋全体を冷やしたり温めたりできます。
 

昼間と夜間で1ヶ月あたり約1350~3000円の差が生じる

電力会社やプランによって電気料金の差はありますが、今回行った計算では、昼間と夜間で電気料金に大きな差が生じるプランをうまく活用すれば、1ヶ月あたり約1350~3000円もの節約につながると分かりました。
 
また、電気代を抑えるためには、エアコンのフィルター掃除やサーキュレーターを活用して空気を循環させるなど、日常的な工夫も欠かせません。電力会社のプランを見直すとともに効果的なエアコンの使い方を取り入れ、節約効果を最大限に引き出しましょう。
 

出典

政府広報オンライン 節電をして電気代を節約しよう!手軽にできる節電方法とは?
政府広報オンライン 省エネのポイントを部屋別にご紹介! 高くなりがちな冬の光熱費を抑えましょう
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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