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3000万円の貯金を達成したら、リスク分散のために「3つの口座」二分割するべき?振込手数料があるなら避けるべき?

ファイナンシャルフィールド / 2025年2月7日 5時20分

3000万円の貯金を達成したら、リスク分散のために「3つの口座」二分割するべき?振込手数料があるなら避けるべき?

3000万円という大金を1つの口座で管理しておくのは危険である可能性があります。   そこで今回は、リスク分散のために3つの口座へ分割するメリットとデメリットを解説します。また、振込手数料を削減するためのポイントも併せてご紹介します。

3つの口座に分割するメリット

3000万円を3つの口座に分けることで、1つの口座に全額預けるリスクを分散でき、資産としての安全性を高められる可能性があります。
 
3つの口座に分割する背景にあるのは、日本の「預金保険制度」です。金融庁によると、預金保険制度では、1つの金融機関あたり、預金者1人につき1000万円までが保護の対象とされています。
 
そのため、1つの金融機関に預ける金額を1000万円以内に抑える必要があります。預金先を3つに分散させることで、金融機関の破綻だけでなく、自然災害など万が一の事態が発生した場合でも、預金が保護される可能性があります。
 
さらに、口座を生活費、投資、緊急用など、目的別に分けることで、家計管理がより効率化される場合もあります。
 

3つの口座に分割するデメリット

複数口座を持つことで、メリットもありますが、ひんぱんな資金のやり取りによって発生するデメリットも考えられます。複数口座間で資金のやり取りをすると、そのたびに振込手数料が必要になる可能性がある点です。
 
例えば、三井住友銀行では、3万円以上を他行あてに送金した場合、最も安いインターネットバンキングでも220円かかり、毎月お金を他銀行の2口座へ送金した場合には、年間5280円がかかることになります。
 
また、セキュリティ対策など資産を守るための準備や管理が口座の数だけ増え、お金の合計額も把握しづらくなる可能性もあります。複数口座の管理の大変さはデメリットといえるでしょう。
 

振込手数料を賢く節約する3つの方法

振込手数料を節約するためにも、一定の条件を満たせば、他の銀行への振込手数料が無料になるサービスを提供している銀行を選ぶようにするのもよいでしょう。
 
また、インターネットバンキングを積極的に活用するのもおすすめです。インターネットバンキングは、窓口やATMでの手続きと比べて、振込手数料が安くなるケースがあるようです。
 
最後に、1ヶ月分かかるお金をまとめてその口座へ振り込むなど、振込回数を減らし、手数料を削減することを意識しましょう。効果的に節約するために、各銀行のサービスを比較しながら、利用状況に合わせて、最適な方法を選ぶことが大切です。
 

リスク低減のためにも口座を分けよう

振込手数料は、手数料が無料になる特典をうまく活用することで、家計への負担を減らしながらリスク分散できる可能性があります。
 
「預金保険制度」は、金融機関が破綻した場合に、預金者一人あたり1000万円までを保護する制度であるため、3つの口座に1000万円ずつ分けることを検討するのもよいでしょう。
 
その際、より効率的に家計を管理するためにも、口座の目的を明確にしましょう。生活費、貯蓄、投資など、さまざまな目的に合わせることで、それぞれの口座に合ったサービスを利用できる可能性があるため、ご自身のライフスタイルに合った口座の組み合わせを見つけてみてください。
 

出典

金融庁 預金保険制度
三井住友銀行 振込手数料
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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