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カフェで資格勉強のため「2時間」PC持参で滞在。ドリンク1杯で「電源」「無料Wi-Fi」を使うのは非常識? サービスなら問題ないのでしょうか?

ファイナンシャルフィールド / 2025年2月11日 5時10分

カフェで資格勉強のため「2時間」PC持参で滞在。ドリンク1杯で「電源」「無料Wi-Fi」を使うのは非常識? サービスなら問題ないのでしょうか?

資格の勉強やリモートワークをする際、カフェに行き、ノートパソコンを広げて行うという人は多いでしょう。しかし、「2時間も滞在してドリンク1杯だけ」という利用スタイルについて、なんとなく後ろめたさを感じたことはありませんか?   特にカフェの電源や無料Wi-Fiを利用する場合、「この使い方でお店に迷惑をかけていないか」と心配になる人もいるでしょう。   本記事では、カフェ側の視点や利用者の心理をふまえながら、スマートなカフェの利用方法について紹介します。

カフェ側の視点:電源とWi-Fiはサービスだが……

カフェ側にとって電源や無料Wi-Fiの提供は、他店との差別化や集客力アップのための重要なサービスです。しかし、これらの設備には当然ながら維持費がかかります。電気代や通信費に加え、電源や無料Wi-Fiがあるために長時間滞在するお客が増えると席の回転率が下がり、売上に悪影響を及ぼす可能性があります。
 
特に、混雑している時間帯や席数が限られている小規模なカフェでは、最安メニューのドリンク1杯だけで長時間滞在されると、ほかのお客を受け入れられないという事態も発生します。これが続けば、カフェの経営に大きな負担となることもあるでしょう。
 

利用者の心理:節約と快適さの狭間で

一方で、利用者側にも事情があります。資格の勉強や仕事に集中するためにカフェを選ぶのは、静かで落ち着いた環境が必要だからです。また、自宅だとどうしても気が散ってしまうという理由でカフェを利用する人もいます。
 
しかし、頻繁にカフェを利用すると費用もかさみます。「最安メニュー1杯でできるだけ長く滞在したい」という気持ちになるのは自然なことかもしれません。
 
例えば、週に3回利用する人が、その都度最安の500円のコーヒーを頼むとして、その費用は月に6000円、年間だと7万2000円かかり、決して小さくはない金額です。
 
とは言え、利用者の中には「こうした利用は非常識かもしれない」、「自分の行動は正しいのか」と考える人もいるでしょう。
 

スマートなカフェの利用方法

電源や無料Wi-Fiを利用しながらも、お店に迷惑をかけずにスマートにカフェを利用するにはどうすれば良いのでしょうか。いくつかのポイントを見ていきます。
 

空いている時間帯を選ぶ

朝や平日の昼間など、比較的お店が空いている時間を狙って利用することで、お店の混雑を避け、お店の迷惑になる可能性を低くすることができます。
 
お店としても、全くお客がいないよりは、低単価でもお客がいたほうが助かります。利用者としても、お客が少ない時間帯のほうが静かでより勉強などに集中できるといったメリットもあるでしょう。
 

滞在時間を短めにする

勉強や作業をする場合でも、ある程度混雑している場合には1時間半から2時間程度に抑えるよう心掛けましょう。
 
それ以上の滞在が必要な場合は別の場所を検討するほうが、結果的にお店の迷惑とならず、その後もそのお店を継続的に利用しやすくなるでしょう。また、店側で滞在時間についての決まりがある場合は、それに従いましょう。
 

追加注文をする

長時間滞在する場合は、ドリンクだけでなく軽食やスイーツなどを追加で注文することで、お店側の負担を軽減できます。ドリンク類をもう1杯注文するのも良いですね。利用者側の後ろめたさも軽くなったり、勉強の息抜きになったりすることもあるでしょう。
 

電源OKのコワーキングスペースも選択肢に

カフェの代わりに、コワーキングスペースを利用するというのも有効な選択肢の1つです。
 
これらの施設では、利用料金はかかりますが、電源や無料Wi-Fiが自由に利用でき、専用のデスクや椅子も用意されているため勉強や仕事がしやすい環境が整っています。利用料金については、例えば最初の30分は300円で利用できたり、1時間500円程度で利用できたりというように、比較的安価で使える施設もあります。
 
カフェで長時間滞在するよりもコスパが良い場合もあるでしょう。
 

まとめ

カフェで電源や無料Wi-Fiを利用しながら勉強や作業をする際には、店舗側への配慮を忘れてはいけません。
 
できるだけ混雑時を避け、短時間の利用を心掛けたり、追加注文をしたりすることで、お店側に迷惑をかけずスマートに利用できます。また、長時間の作業が必要な場合は、コワーキングスペース等を活用するのも1つの方法です。
 
自分もお店も気持ちよく過ごせるような利用スタイルを心掛けましょう。
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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