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資産管理の口座を分ける場合とまとめる場合のメリットは?それぞれの特徴を解説

ファイナンシャルフィールド / 2025年2月10日 10時10分

資産管理の口座を分ける場合とまとめる場合のメリットは?それぞれの特徴を解説

資産管理をする際に口座を分けるべきか、1つにまとめるべきかで迷う方は少なくないでしょう。   本記事では、口座を分ける場合と1つにまとめる場合におけるそれぞれのメリットを紹介しますので、迷っている方は参考にしてください。

口座を分ける場合とまとめる場合のメリット

口座を分けるメリットは以下の通りです。
 

・目的別にお金を管理できる
・貯蓄がしやすい
・システムトラブルや破綻によるリスクを分散できる
・複数の口座特典を享受できる

 
生活費の支払い用や貯蓄用、緊急時用など、使用目的ごとにお金を管理できる点が口座を分ける大きなメリットの1つです。給料日などで収入があった際、お金を使う前に貯蓄用の口座にお金を移すなどの使い方もできます。残高があるとお金を使ってしまう方には、おすすめの貯蓄方法です。
 
金融機関などでシステムトラブルが発生すると、その口座からお金を引き出せなくなるケースがあります。
 
また、仮に金融機関が破綻した場合にはペイオフという預金保険制度によって、1000万円までの元本と利息が保証されますが、それ以上の資金は保証されません。口座を複数持ち、資産を分散しておくことは、これらのリスクや被害を抑えることにつながるのです。
 
対して、口座をまとめるメリットは以下の通りです。
 

・口座管理の手間が少ない
・資産額を確認しやすい
・手数料を抑えられる

 
管理する口座が少なくなるため、複数の口座を利用するよりも労力は減るでしょう。口座を分けると、管理すべき通帳やキャッシュカード、パスワードなども増えますが、口座が1つの場合は最小限で済みます。
 
自身の資産額を確認したい場合、複数の口座で管理している場合はその分だけ手間がかかりますが、口座が1つであれば1度の確認で完了できます。
 
口座間の資金移動には、手数料が発生するのが基本です。利用方法次第ですが、複数の口座で資産や収入、支出の管理をしている場合、少なからず口座間の資金移動が発生するでしょう。その際には手数料を支払う必要がありますが、1つの口座でやりくりすれば資金移動がないため、手数料を節約できます。
 
ただし、近年では手数料が無料になるサービスを提供している金融機関などもあるため、手数料を抑えるという面において、1つの口座に資金をまとめてもそれほど大きなメリット享受できないかもしれません。
 

口座の所有数

マイボイスコム株式会社が2023年に実施したアンケート調査によると、調査対象者9788人の88.3%が複数個の口座を所有し、70%以上が3個以上の口座を所有しています。口座の所有数として最も多くの割合を占めている回答は「3個」で、22.5%です。
 
次点で多かった回答は「2個」であり、その割合は17.8%です。対して、口座の所有数が「1個」と回答したのは全体の10.3%でした。なお、1.4%は「所有していない」と回答しています。
 
調査結果から、多くの人が口座を複数個所有していることがわかります。口座を1つにまとめることにはメリットも存在しますが、少数派だといえるでしょう。
 

それぞれにメリットがある

目的別にお金を管理できるほか、金融機関の破産による資産の喪失を防げる点が、口座を分けるメリットとして挙げられます。口座を分けておけば、何らかの理由によって特定の口座から出金ができなくなっても、別の口座から出金して現金を用意することも可能です。
 
対して、口座管理の手間が少なく、資産額を確認しやすい点が口座を1つにまとめるメリットといえます。資金移動がないため、手数料を節約できる点もメリットの1つですが、近年では手数料が無料になるサービスを展開している金融機関もあるため、明確なメリットとはいいにくいかもしれません。
 
2023年のアンケート調査によれば、88.3%が複数個の口座を所有しており、口座の所有数が1個の割合は10.3%です。このことから、口座の複数所有が多数派だといえます。
 

出典

マイボイスコム株式会社 銀行の使い分けに関するアンケート調査(第4回)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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