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学生がクレジットカードを使うときに気をつけておきたいこと

ファイナンシャルフィールド / 2019年6月19日 11時0分

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高校卒業後、大学や専門学校に進学して初めてクレジットカードを作るという経験をする方もいるのではないでしょうか。キャッシュレス社会となり、学生でもクレジットカードを使う機会もあるでしょうが、利用する際に気を付けておかなければならないことがたくさんあります。   今回は、初めてクレジットカードを作る学生のために、クレジットカードの選び方や利用する際に気を付けておきたいことについてお伝えします。  

学生でもクレジットカードは作れる?

大学や専門学校へ進学すると、一気に行動範囲が広がりますし、海外旅行や留学をしたり、また大きな買い物をしたりする場合もあるため、クレジットカードを作ることを検討する方も多いのではないでしょうか。
 
クレジットカードは、ネットショッピングでの決済に便利ですし、普段の買い物でもポイントを貯めるため利用する方も増えています。
 
一般的に、クレジットカードを持つには安定した収入が必要ですし、審査に通る必要がありますが、高校生を除く18歳以上の学生なら作れるクレジットカードもあります。
 
また、学生専用のクレジットカードもあり、学生の間は年会費無料だったり、海外旅行保険が付いていたりする特典がある場合もあります。ただし、未成年の学生がクレジットカードを作る場合は、法定代理人(親権者等)の同意が必要です。
 

学生がクレジットカードを利用する時の注意点

高校生でも電子マネーを使うのは当たり前の時代ですから、クレジットカードの利用にも戸惑うことは少ないかもしれません。
 
ですが、あらかじめチャージした金額しか使えない電子マネーと比べると、利用限度額の範囲内なら大きな金額まで使えるクレジットカードは、使いすぎないよう注意が必要です。
 
利用した金額が、残高不足で銀行口座から引き落としができず滞納状態になると、そのカードが利用できなくなることはもちろんですが、信用情報機関に事故情報として登録されてしまいます。
 
いわゆるブラックリストに載ってしまうことになり、一定期間は新たなクレジットカードやローンが申し込めなくなりますので注意しましょう。
 
また、学生が利用できるクレジットカードでも、ATMでお金を引き出すことができるキャッシング機能が使えるものもあるのですが、キャッシングの金利は15%~18%程度と金利負担が大きく、キャッシングに頼るとお金の使い方も雑になるため、使わないようにしましょう(未成年のうちはキャッシング機能が利用できないという制限あり)。
 
同様に、ショッピングでカードを利用した場合に、毎月一定額を支払う「リボルビング払い」という支払い方法もあるのですが、こちらも金利はかなり高くなります。金利のかからない「一括払い」や「2回払い」で支払うようにしましょう。
 

便利な反面、利用するには注意が必要

いきなりクレジットカードを持つのは心配という場合は、親が持っているクレジットカードの家族カードを作るという方法もあります。家族カードは、親が利用状況を管理するので使いすぎもチェックできます。
 
子どもが利用した分は後でアルバイト代から支払うのか、いくらまで使ってよいのかなど、親子でルールを決めると良いでしょう。
 
クレジットカードは利用額に応じてポイントが付いたり、ネットショッピングでスムーズに決済できたりと、利用するメリットはたくさんあります。しかし、クレジットカードは、手持ちのお金が無くても使えるため、使いすぎには十分注意が必要です。
 
また、他人にクレジットカードを貸さないといったルールは守り、利用明細で不正利用がないかチェックするなど、慎重に利用することが大切です。カードを紛失した際にはすぐに利用停止できるよう、手続き方法も確認しておくようにしましょう。
 
執筆者:福島佳奈美(ふくしま かなみ)
DCアドバイザー
 

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