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がん検診の重要性 2人に1人の時代、早期発見を見逃さないために

ファイナンシャルフィールド / 2019年7月15日 10時0分

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日本人の二人に一人ががんにかかると言われています。   「がん保険に加入しなくちゃ」と保険加入を検討する人も多いのですが、それ以前に「がん検診」を受診することが何よりも大事です。受診を先延ばしにすることは、早期発見のチャンスを見逃すことになってしまいます。  

早期発見には、定期検診がおすすめ

先日、山崎豊子原作の「白い巨塔」がテレビで放送されました。物語の最後に主人公ががんで亡くなります。
 
医療の現場にいても、手遅れになっては手の施しようがありません。がんは初期の段階では症状のないことも多く、「痛い」「苦しい」となる前に見つけるためには、やはりがん検診を受診することが有効です。
 
がんは病期を4つに分けていますが、ステージⅣになると、どの部位であっても5年相対生存率が低くなってしまいます。そういえば、ドラマの主人公もステージⅣでした。
 
がん研究振興財団によると、日本で推奨されているがん検診は、胃・子宮頸部・乳房・肺・大腸だそうです。検診のメリット・デメリットのバランスを考えて、対象となる年齢や受診間隔が定められています。東京都大田区の場合、図表1のようになっています(図表1)。
 

 

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役所からの通知を見逃さない

6月頃に、役所から健康診断のお知らせが届いているかもしれません。会社員の方は職場で健康診断の機会があると思いますが、自営業やパート勤務、専業主婦などの場合、定期検診を逃すことが多いと思われます。
 
また基本検査は受けても、がん検診までは受診していない場合もあります。例えば、ご主人の会社を通じて、主婦検診は受けたけれど“がん検診”は受けていないという方は、補完する形で受診されることをお勧めします。
 
がん検診の受診率は年々上がっていますが、図表2にあるとおり、女性の受診率は男性に比べて低いです。「主婦は何かと忙しいから」というのが理由かもしれませんが、自宅近所の医療機関で受診できますし、自己負担も少なく設定されています。
 

 
人間ドックなどの検査は、「病気になっていない」ということで保険適用ではありません。高額になることがありますし、予約制ですが精密に検査しますので、それなりに時間もかかります。少し敷居が高いと感じる方もいらっしゃると思います。
 
「検診をしていない」という方は、お住まいの自治体のホームページを検索されてみてはいかがでしょう。この機会にぜひ受診をお勧めします。
 
執筆者:宮﨑真紀子(みやざき まきこ)
ファイナンシャルプランナーCFP(R)認定者、相続診断士

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