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今日の昼食、麺ですか?みんなの麺類事情

ファイナンシャルフィールド / 2019年8月24日 3時0分

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夏になると、冷たいそうめんや冷やし中華を食べる機会が増えます。そのほかにも、うどんやそば、パスタ、ラーメンなどの麺類は、季節に限らずみなさん大好きなのではないでしょうか。   総務省統計局の統計データ家計調査(※1)によると、1世帯あたりの食料の支出(2018年)の平均は7万3977円でそのうち麺類は1374円で、約2%を占めます。思ったより少ないような気がしますよね。   マイボイスコム株式会社(東京都千代田区)は、『麺類』に関するインターネット調査を実施しました(※2)。私たちはどのくらいの頻度で麺類を食べているのか、どんな時に食べるのかを、数字で確認してみましょう。  

4人に3人が週1回以上、主に昼食として麺類を食べている。

麺類を食べる頻度は、「週2~3回(33.8%)」「週1回(27.2%)」が多く、週1回以上食べるという人は73.4%でした。およそ4人に3人が週1回以上食べていることになります。
 
「ほとんど毎日(3.2%)」「週4~5回(9.2%)」と、週の半分以上麺類を食べている人も1割以上います。麺好きな人はかなり多いですね。
 
麺類を食べるシーンは、「休日:昼食(67.2%)」「平日:昼食(62.2%)」というように、昼食に食べるという意見が6〜7割でした。夕食については「平日(33.1%)」「休日(28.0%)」と、3割となっています。これをみると、麺類は昼に食べるものと考えられているようです。
 
ところが若年層の回答では麺類を夜に食べることが多く、平日・休日とも10・20代で各4~5割が夕食に食べるとしています。60・70代では、「平日:昼食」が8割弱と高くなっています。
 
また、麺類を食べる頻度が週2~3回以上と高い層では、「平日:昼食」の比率が高くなっています。平日、1人で食べることが多い人には、さっと食べられる麺類が好まれるのかもしれませんね。
 

麺類を食べる主な理由は「麺類が好きだから」「簡単に作れるから」

麺類を食べる理由について聞くと、「麺類が好き(65.4%)」が1位で、同様の理由に「好きなメニューがある(23.1%)」「おいしい商品や店がある(15.2%)」などがありました。
 
また、2位は「調理が簡単(41.0%)」でした。似たような回答として、「早く準備ができる(32.1%)」「単品で済ませられる(24.0%)」というように、手軽に作ることができるからという意見が多くみられました。
 
このように、『麺類がおいしくて好きだ』という点と、『簡単に作れる』という点が人気の理由のようです。
 
自宅で食べる麺類について尋ねると、「うどん」「ラーメン・中華麺」が7割、「パスタ・スパゲッティ」「そば」「やきそば」が5割強~6割弱、「そうめん」が5割弱でした。そうめんは夏しか食べないので数字が低めなのでしょう。
 

パスタはソースを自分で手作り。各種麺をオリジナルメニューで楽しむ

/⋰/自宅で、どんなタイプの麺を食べるかという問いには、「乾麺・袋麺を購入、具材は別途用意して調理」が46.7%、「カップ麺」「生麺や冷凍麺を購入、具材は別途用意して調理」が各4割弱でした。
 
ラーメン・中華麺は「カップ麺」が6割強、うどんは「生麺や冷凍麺を購入、具材は別途用意して調理」が6割強、パスタ・スパゲッティは「乾麺・袋麺を購入、具材は別途用意して調理」が7割弱でした。
 
パスタ・スパゲッティやうどんは、カップ麺ではなく、肉や野菜を炒めたり煮たりして、調理して食べることが多いようです。これだと、栄養価も高く、一品で立派な食事になりますよね。
 
好きな麺類の食べ方やアレンジメニューについて聞くと、自分で工夫してオリジナルのメニューを作っているようです。例えば下記のような回答がありました。
 
・そばのめんつゆにオリーブオイルやトマトを入れて洋風に食べる(男性 29歳)
・ちゃんとしたゴルゴンゾーラを使ったクリームソースのパスタ(男性 44歳)
・めんつゆと醤油でつゆをつくり豚肉、ねぎ、かにかま、たまごを入れたうどん。(女性 19歳)
・冷たいそうめんのつけ汁に、ざく切りしたトマトとサバ缶を汁ごと入れ、わさびや海苔などを入れて食べる。(女性 28歳)
・温かいそばに野菜たっぷりの炒めた具をたっぷり乗せたタンメン風が好み(女性 78歳)
 
麺類は肉や野菜を加えれば、単品で済ませることができ、調理時間も短く済みます。いろいろ工夫しておいしい食べ方をみつけたいですね。
 
※1:総務省統計局:統計データ家計調査(家計収支編)時系列データ(二人以上の世帯): 用途分類:収入及び支出金額・名目増減率・実質増減率(月・四半期・年)
※2:マイボイスコム株式会社「麺類に関するアンケート調査」
 
※2019/08/26 内容を一部修正させていただきました
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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