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なぜ? 主婦のアルバイト先で100均が人気の理由とは?

ファイナンシャルフィールド / 2019年9月26日 3時10分

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主婦のみなさんは、アルバイトやパート先を決める時は何を基準にしているのでしょう。賃金が高いところでしょうか。それとも仕事の内容でしょうか。   日本ではパートの有効求人倍率が1.75倍(2019年7月)と、人手不足と言われる状況が続いています。10月からは最低賃金が東京・神奈川で初めて1000円を超えるなど、アルバイト募集時に他社との差別化が難しくなっています。一方で、求職者は職場がどれくらい魅力的かという判断基準から企業を見る傾向が強くなってきています。   多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所(株式会社ツナググループ・ホールディングス/本社:東京都千代田区)」は、求職者を対象としてサービス業の「アルバイト採用ブランド力」調査を実施しました。(※)   今回は、同調査のうち主婦層を対象とした結果から、求職者がアルバイトを探す時に何を重視するのか、どんな仕事や職場が人気なのか見ていきます。  

アルバイト先で重視するのは給与より仕事内容。安心して働ける職場であることも大切

主婦がアルバイト先を探す時に重視する項目は、「仕事内容に興味がある・自分でも働くことができそう」が最も多く、97.4%でした。次に「安心して働けそう(94.4%)」「通いやすい場所にある(92.7%)」となりました。給与の高さよりも、仕事内容が最も重要であることがわかりました。
 
また、安心して働けるという回答も多いのですが、しっかりした企業であったり、危険が少ない仕事であったりということを重視しているのかもしれません。通いやすい、家から近い職場が好まれるのは主婦層だけではないですね。
 

100円均一がアルバイト先として人気。全部100円だからレジ業務が簡単そう?

その結果をベースに主婦層での「アルバイト採用ブランド力」を算出したところ、業界別1位は昨年同様100円均一でした。
 
フリーコメントを見ると、「全部100円だから、レジ業務が簡単そう」(30代女性)、「無理難題を言うお客さんがいなさそう」(40代女性)といったように、仕事内容を想像しやすく、自分でも業務ができそうと言うイメージが人気の理由のようです。
 
2位がスーパー(昨年3位)、3位は日用品・生活雑貨(同7位)と、小売業界が順位を上げ、コンビニ、ファストフードは昨年より1ランクずつ下げました。「よく行くので店舗の存在が身近」(40代女性)「店で扱っている商品が好き」(30代女性)というのもアルバイト先を決める理由のようです。
 

主婦層にはセリアが人気

ブランド別では1位セリア(昨年6位)、2位がダイソー(同2位)と、100円均一ブランドがトップを独占しました。特にセリアが昨年より4ランク上げ、ダイソーを抜く結果となりました。
 
100円均一が人気であるのは先に述べた理由ですが、特にセリアがダイソーを上回る結果となったのは、「店で扱っている商品が好き」(40代女性)という点のようです。
 
セリアは、カラフルでおしゃれな雑貨を多くそろえ、特に女性に支持されています。若い女性の間では「セリパト(セリア・パトロール)」というように、定期的に店舗を回って買った商品をSNSなどで情報発信するという現象も見られ、女性に人気があるのでしょう。
 
100円均一に続くのは、3位がイオン(同10位)、4位がユニクロ(同13位)と、大きく順位を上げました。こちらも店舗が多く、家から通いやすい場所にあることや仕事内容が想像しやすいことが人気の理由ではないでしょうか。
 
10月から消費税の増税があるため、これからアルバイトしようと考える人もいるでしょう。あなたはどんなアルバイト先を探しますか?
 
出典 ※ツナグ働き方研究所「2019年アルバイト採用ブランド力調査-主婦編-」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

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