お歳暮などの冬のギフト、相場はいくら?もらってうれしい金額の1位は?
ファイナンシャルフィールド / 2019年11月8日 3時0分
11月に入り、デパートではお歳暮売り場が見られるようになりました。冬はお歳暮以外でもクリスマスやお年賀など、ギフトを贈ったり受け取ったりする機会の多いシーズンですね。また、クリスマスプレゼントは手渡しが多いイメージですが、お歳暮は宅配便で送ることが多いのではないでしょうか。 「楽天市場」では、20代~60代の男女1000名にお歳暮やクリスマスなどのギフトに関する意識調査を実施しました(※)。ギフトの金額の相場や宅配に関する意識を聞いていますので、結果を見てみましょう。
ギフトの再配達には、9割の人が申し訳ないと感じている
まず、お歳暮やギフトを「宅配」でもらった経験があるかどうかについて尋ねたところ、57.6%が「もらった経験がある」と回答しました。お歳暮のやりとりが多そうな50代は64.5%、60代は77.0%と、平均を上回る結果になりました。やはり、宅配便でのやりとりが多いようです。
EC(通販サイト)でのお買い物で、再配達の経験があるか尋ねると、67.5%の人が「ECでの再配達の経験がある」と回答しました。
また、再配達時における気持ちを聞いたところ、89.6%が「申し訳ない」と感じており、宅配業者への罪悪感を感じていることが明らかになりました。夜の9時近くに再配達で宅配便が届く時など、特に申し訳ない気持ちになりますよね。
ギフトを「ポスト投函」でもらいたい人が6割以上
お歳暮やギフトを、宅配業者からの直接の受け取りが不要な「ポスト投函」でもらうことに対する気持ちについて聞いたところ、64.1%の人が「ポスト投函のほうがよい」と回答しました。
お歳暮やギフトを「ポスト投函」でもらうことに対する気持ちの理由を聞くと、「ポスト投函でもらいたい派」は、「再配達になる可能性を避けるため」(30.6%)、「相手が宅配業者から荷物を直接受け取る手間が省けるため」(22.4%)、「再配達への罪悪感を感じずに済むため」(10.2%)という結果になりました。
やはり、宅配業者に申し訳なく思っているため、できるだけ再配達を避けたいようですね。それ以外に、宅配業者と直接顔を合わさずに済むほうがよいと思っている人がいるかもしれません。
一方、「通常配送でもらいたい派」は、「直接相手が受け取ってくれる方が安心できるため」(38.3%)、「通常配達(直接受け取り)のほうが丁寧なイメージがあるため」(26.2%)、「配送日時を確実に把握しておきたいため」(8.8%)という順になりました。
直接本人に渡したほうが確実だし、丁寧な感じがするというのは、その通りです。ポスト投函だとポストを見ない場合がありますし、荷物を送った相手に家の中まで運んでもらわなくてはならないですからね。
さらに、年代別にみると、全世代共通して「ポスト投函」派のほうが多いという結果になりました。20代、30代、次いで60代で「ポスト投函」を好む人が多いようです。若い世代が好むのはわかる気がしますが、手渡しを好みそうなシニア世代もそうなのですね。
ギフトの相場は贈るのも贈られるのも「3000〜5000円未満」
お歳暮や冬ギフトの「贈るのに相応しい金額」を聞くと、1位は「3000~5000円未満」(37.6%)でしたが、2位は「贈る気持ちが大切なので、金額は関係ない」(32.2%)、3位は「2000円~3000円未満」でした。
一方、もらってうれしい金額1位は、「贈ってくれる気持ちが大切なので金額は関係ない」(37.9%)となりました。2位が「3000~5000円未満」(34.3%)、3位は「2000円~3000円未満」でした。これをみると、お歳暮・冬ギフトの相場は「3000~5000円未満」と言えそうです。
ただ、贈る気持ちがあれば、金額は関係ないですよね。近ごろはお歳暮を贈ることは昔よりずっと減ってきていますが、お歳暮は日頃の感謝を伝えるための日本の古くからの習慣ですので、気持ち程度のささやかな贈り物をしてもいいかもしれませんね。
出典 ※楽天市場「2019年『お歳暮やギフト』に関する意識」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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