みんなどのキャッシュレス決済を使ってる? 自分に合う決済方法の選び方
ファイナンシャルフィールド / 2019年12月24日 9時0分
続々と登場しているキャッシュレス決済サービス。特に○○payなどのコード決済アプリは多数現れました。 今回はコード決済を中心に、多数あるキャッシュレス決済の違いと選び方についてご説明します。
キャッシュレス決済、いろいろありすぎ!
キャッシュレスで決済するとお得になるといわれていますが、いろいろありすぎて分からないという人も少なくありません。ぜひ、抑えておきたいのが、これから説明する5つのシステムです。
●PayPay(ペイペイ)
PayPayは、ソフトバンク株式会社とヤフー株式会社の合弁により設立された「PayPay株式会社」が運営している会社が運営する決済システムです。PayPayマークのあるお店であれば、アプリで支払いができます。ソフトバンクユーザーでなくても利用できます。利用する時には、アプリに表示されるQRコードやバーコードを使って決済します。
●LINE Pay(ラインペイ)
LINE Payは、LINE Pay株式会社が運営するキャッシュレス決済サービスで、送金もできます。LINE Payはカードとモバイルの2種類。カードは実際のカードにチャージして使うプリペイドカード。一方のモバイルは、PayPayと同じスマホ決済アプリです。
送金する時には、メッセージや画像も添付できます。
●楽天ペイ
楽天グループにおいて決済・マーケティング分野を中心としたサービスを展開する楽天ペイメント株式会社が運営している決済アプリです。楽天スーパーポイントが使える・貯まるアプリとして、広く知られています。楽天スーパーポイントは、通常の買い物の他、投資等にも利用できるので、買い物で貯めたポイントを運用することもできます。まさに生活に密着したアプリのひとつといえるでしょう。
●メルペイ
メルペイは、オークションサイトで有名な株式会社メルカリの100%子会社である株式会社メルペイが運営している決済アプリです。利用するためにはメルカリのアプリと電子マネーiDのアプリ、2つをダウンロードしなければなりません。メルカリでの利用はもちろんのこと、iDやメルカリのマークのあるお店でも利用できます。
●d払い(ドコモ払い)
d払いは、株式会社NTTドコモが運営している決済アプリ。とはいえ、ドコモユーザーでなくても、dアカウントの登録があれば誰でも使えます。d払いは、支払い方法が豊富であり、クレジットカード払い、電話料金合算払い、ドコモ口座、dポイントが利用できるのが特徴です。dポイントのマークのあるお店で利用できます。
キャッシュレス決済のメリット
キャッシュレス決済のメリットとしては、スマホさえあれば簡単に決済でき、決済がスムーズ。また、利用額に応じてポイント還元が受けられるのも見逃せません。
なお、どのアプリでもキャンペーンを実施したり、特定日にクーポンを配布したりしています。キャンペーンの特定日&クーポンを使えば、ポイントが多く貯まったり、割引で購入できたりしますので、お得度はアップします。
その他には、キャッシュレス決済とクレジットカードを組み合わせることでポイントの二重取りが可能になりますし、アプリの割り勘機能を使えば、簡単に割り勘ができるもメリットです。
また、利用履歴が残りますので、アプリをお小遣い帳や家計簿代わりにできます。毎月決まった額のみをチャージしておけば、使い過ぎ防止に役立てることもできますよ。
デメリットと注意点
メリットがあれば、デメリットもあります。
街中では、該当のマークがある店舗(提携店)でのみ利用できますので、自分が決済アプリをダウンロードしていても、提携店でなければ使うことができません。また、店頭で支払う際に、アプリに入っているポイントと現金はミックスして使えません。
最大のデメリットといえるのが、スマホの充電が切れていると使えないということ。また、スマホそのものを紛失してしまった場合には、悪用される可能性もあります。スマホにはロックをかける等の防犯対策が不可避です。
まとめ
今回は、キャッシュレス決済の基本的なことについて述べてみました。店頭に限らず、インターネットで買い物をする人も多いかと思います。お得になると分かっていても、何を選んで良いのか迷ってしまうかと思いますが、「自分がよくショッピングするお店やウェブサイトではどの会社のサービスが使えるのか」「ポイントを使い切れるのか」等を考えてから、決済方法を選択すると良いでしょう。
もちろん、複数のアプリをダウンロードしても良いのですが、どの会社のポイントも中途半端になってしまう可能性があります。「コレだ!」という1社が決まったら、使わないアプリは整理しても良いかもしれませんね。
執筆者:飯田道子
日本ファイナンシャル・プランナーズ協会
関連記事
ポイント還元があっても現金派が積極的にキャッシュレス決済を利用しないワケ
キャッシュレスが話題 政府の後押しで急拡大の予感 <後編>
いっぱいある【キャッシュレス決済】実際、現金払いと比べて、何がいいの?
この記事に関連するニュース
-
5月上旬のお得キャンペーン! はま寿司、ガストで10%、交通機関で50%還元!
MONEYPLUS / 2024年5月3日 7時30分
-
【現金派vsキャッシュレス派】キャッシュレス派という回答が6割以上。「外食で店を選ぶときはキャッシュレス決済ができる店を優先する」という声も。
PR TIMES / 2024年5月1日 10時15分
-
山形県の真室川町、対象コード決済の利用で最大10%還元キャンペーン実施
ポイ探ニュース / 2024年4月26日 10時55分
-
「新生Vポイント」でポイ活競争激化! QRコード決済も「PayPay」VS「楽天ペイ」激突! キャッシュレス市場の将来は?
J-CASTニュース / 2024年4月23日 19時7分
-
ITmedia Mobile人気記事より:便利だけど“心理的”に慣れるのが大変? ガストやバーミヤンなどで使える「テーブル会計」
ITmedia Mobile / 2024年4月20日 13時40分
ランキング
-
1「待遇に満足な社員」が会社を辞めてしまう真因 なぜ互いに「相思相愛」の関係が築けないのか
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 8時30分
-
2京葉線だけの問題か? 快速の“大幅減”地域に厳しいダイヤ改正が断行される根本原因 議論に欠落した視点
乗りものニュース / 2024年5月13日 9時42分
-
3背水の住友ファーマ、窮地脱却を占う「次の焦点」 親会社の住友化学は「パートナー探し」を開始
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 7時40分
-
4無味のミネラルウォーターが若年層に好まれる理由 23年過去最高の販売実績を記録した「サントリー天然水」 ブランドの牽引役は天然水本体
食品新聞 / 2024年5月12日 17時1分
-
5中央線「グリーン車導入」の増収効果は?JR東日本が明らかに 投資額は約860億円
乗りものニュース / 2024年5月13日 7時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください