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雷が我が家に落ちた! 想定できる火災保険の補償ケースは?

ファイナンシャルフィールド / 2020年1月3日 10時30分

雷が我が家に落ちた! 想定できる火災保険の補償ケースは?

火災保険の補償の対象のひとつに「落雷」があります。火災保険は、火事になったときの保険というイメージがあるため、落雷というのはあまりピンとこないかもしれません。   家計面でのリスクマネジメントでは、なるべく具体的に状況をイメージすることが必要になります。想像しにくい落雷を原因とする保険事故について、具体的に確認していきましょう。  

落雷害の件数

気象庁の発表によると、2005年から2017年の12年間で報告のあった落雷害の件数は1540件だそうです。下の棒グラフは落雷害の月別の件数ですが、季節的には7月・8月が多く、台風や熱帯低気圧の発生が比較的多い9月も件数が多いのがわかります。
 
また、地域別では、太平洋側は夏から秋にかけて、日本海側は冬に発生しやすいのも特徴として見て取れます。
 

※気象庁「落雷害の月別件数」
 

落雷による損害例

身近に雷が落ちたら、どのような被害が及ぶのでしょうか?
 
単純に、わが家に雷が落ちたらと考えると、例えば、屋根に穴が開いてしまったなどの損壊や、雷が落ちたことで火災が発生したなどが考えられるでしょう。
また、家屋に対する被害だけでなく、室内にある家具が燃えてしまったり、急激な電圧な変化で電源が入っていた冷蔵庫が壊れてしまったりなど、いわゆる家財に対して損害が出る可能性もあります。
 
滅多に起こることではないため、身近なこととして想像するのは難しいかもしれません。それでは、これはどうでしょうか?
 
テレビのアンテナや分配器に雷が落ちたため、自宅のテレビやDVDが壊れてしまった……。
これが一番想像しやすいかもしれません。
 
このケースでは、火災保険ではなく、家財保険の中で補償されることになります。建物に対しては火災保険、家財に対しては家財保険と、リスクのイメージを分けて考えることも必要かもしれません。
 

まとめ

損害保険に加入する際にイメージしにくいリスク。想像力を膨らませると、この場合は? あの場合は? と、自分なりに描けるイメージがあるものです。
 
それらが全て対象になっているわけではないですが、災害に対するリスクマネジメントとして、ご加入中の火災保険や家財保険のパンフレットなどで、定期的に確認しておくのもいいかもしれません。
 
出典:
※気象庁「落雷害の月別件数」
 
執筆者:重定賢治
ファイナンシャル・プランナー(CFP)

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