え、こんなに?!高くなりがちな冬の電気代、 節約のコツをおさらい!
ファイナンシャルフィールド / 2020年1月13日 3時0分
いよいよ年も明けて、寒さも本格的になってくる季節ですね。冬はコタツや暖房などを使うことも多くなり、電気代もかさみやすい季節だと思います。本記事では冬の電気代をどうすれば節約できるか、見ていきます。
冬特有の電気代ってどんなものがある?
冬特有の電気を使うものといえば暖房器具がありますね。電気ストーブ、エアコン、ホットカーペット、コタツなどいろいろあると思います。ではなぜ、冬場の電気代は上がるのでしょうか? それは、これらの暖房器具の消費電力が大きいためです。
「W(ワット)」という単位を聞いたことがあるかと思います。一番身近なのは電球ですね。このワットという単位は、簡単にいえば電気機器の消費電力を表すものです。ワット数が大きいということは、それだけ電気の消費量が多いことを示します。
暖房器具などの裏や、説明書にも記載されていることが多いので確認してみてください。暖房器具の場合、1000Wを超えるものがほとんどなのです。
消費量のイメージが湧きにくいと思うので、他の電気機器の消費量を挙げてみますと、冷蔵庫が200W程度、蛍光灯が100W程度なので、暖房器具の消費量がいかに多いかが分かるかと思います。
ちなみに、冬場に電子レンジに電気ポット、炊飯器とコタツを同時につけたらブレーカーが落ちたということもあるかと思います。これも電気を熱に変換する機器を大量に使ったため、電流量が大きくなりすぎでブレーカーが落ちてしまったことが原因なのです。
ではどうすれば節約できるの?
非常に単純なことは、「熱を逃がさない」、「効率よく温める」という点につきます。
例えば、「コタツであれば敷布団と掛け布団にさらに上掛けする」「カーペットであればその下に断熱マットを敷く」「エアコンを使うときはカーテンを閉めて外からの冷気を遮断する」といったさまざまな手段があります。
東京都が公表しています「省エネハンドブック」を参考に、どの程度電気代の節約になるか比べてみます。(年間での節約額)
1 エアコンの場合
省エネ例1 外気温6℃のときの設定温度を21℃⇒20℃に変更:1380円
省エネ例2 使用時間を1時間減らす :1060円
2 カーペットの場合
省エネ例1 使用する範囲を狭くする(3畳⇒2畳用に変更) :2340円
省エネ例2 設定温度を低くする(強⇒中に変更) :4840円
3 コタツの場合
省エネ例1 敷布団と上掛けを合わせて利用する :850円
省エネ例2 設定温度を低くする(強⇒中に変更) :1270円
このように数千円単位での節約が可能といえます。また、集合住宅に住んでいる世帯で、省エネをしているかどうかで冬の電気料金(1月)の平均を比較すると、次のように3倍近くの差が出てくることが分かります。
まとめ
簡単ではありますが、冬の電気代の省エネについて比較をしてきました。冬場はどうしても暖を取るために熱の出る電気機器を使うことが多くなります。しかし、さまざまな工夫をすることで賢く電気代を節約して、かなりお得に暮らすことができることがご理解いただけたでしょうか?
省エネをすることは家計に優しいだけでなく、地球環境にも優しいエコロジーなことです。いきなり全部節約することはなかなか大変ですが、つけっぱなしをやめて、こまめにスイッチを切るなど簡単にできることから省エネを始めてみてはいかがでしょうか?
出典 東京都「家庭の省エネハンドブック2018」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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